ひゅう | しばらく休んだその後の話

心身が壊れてしまうと、医者や周りの人から「しばらくゆっくり休みなさい」とアドバイスされ…

ひゅう | しばらく休んだその後の話

心身が壊れてしまうと、医者や周りの人から「しばらくゆっくり休みなさい」とアドバイスされます。 40代でうつやパニック障害を発症し「しばらく休んだ」後どうなったか、当事者の立場から綴っていきます。

最近の記事

休職期間の過ごし方

過去記事でわたしが休職に至るまでの話を書きましたので、ご興味ありましたらご覧ください。できるだけ起きた事実だけをシンプルに書いています。 さて、先の見えない休職を迎えてからのわたしの過ごし方について。基本的には、これで良かったと思っていますが、回復するアクションにまで辿り着けなかったことが悔やまれます。 休職期間に入り、一番に優先したことは「現実逃避する」こと。当時は軽く思考停止していたのか、時代がアレだったのか。とにかく、メンタルクリニックに定期的に通うこと(二週間に一

    • 休職(一年)に至るまで

      最初に1ヶ月の休職を決めた時、わたしにしては珍しく仕事より優先させたいことがありました。 というのは、体調が悪くなる前から休暇を取って海外旅行に行く計画を立てていたのです。ただ、前の記事の通りパニック障害を発症していたため、長時間飛行機に乗るのは難しい状態でした。でも、滅多にないタイプのツアーで、どうしても行きたい…。会社でも周りの人たちにその話をして、体調が悪い中でも旅行のために休暇を取れるよう、根回しのようなことをしていました。 同時に、ツアー主催者に「実は今、こうい

      • 休職のきっかけ

        約10年前の話です。 ある日突然、通勤電車で立っていられないような不調を感じ、そのまま救急搬送されました。搬送先の病院で「これは内科や外科ではないかもね」と、やんわり心療内科受診を促され。 薄々自覚してはいたのですが、いざそう言われると正直ビビりました。そういう所に行くようになったら終わり、、、というような、そんな偏見がまだあったのかな。 当時のわたしは自分の仕事に誇りを持ち、仕事大好き人間でした。色々あって、転職を重ねてやっと手に入れた職だったのです。ただ、社内ではちら