日々の日記Vol.32 2023年10月16日~10月22日(一週間分まとめてアップ)
10/16(月)
金間大介著『良い子症候群の若者たち』を読み返して内容を自分の言葉に落とし込む。
自分の言葉で語れるようになれば理解できたと言える。
私が印象的だったのは十章ある本章のうち第九章にあった、若者たちは幼い時から搾取され続け、空気と同調圧力に振り回されている。
その空気の風向きが変わって、10年前なら許された発言も今ではNGとなっているのを見た若者は、それを見せしめか公開処刑と受け取り、自衛のため、自分から行動しなくなる。
遡ると、江戸時代に五人組、戦前には隣組という制度が存在し、隣人同士で相互監視していた。
いまもSNSには「⚪️⚪️警察」と称される不謹慎狩りが跋扈し、いまなお相互監視は存在する。
これでは他者が怖いから、自発的に行動起こしたりしない。
もし、「好きにやっていいよ」と言われても信用できない他者の「本音と建前」がどこにあるのかわからないと、やはり怖いので悪目立ちして叩かれないよう皆と同じ行動をする。
なので自ずと幾重にも保険をかけるようになる。そうで無いと怖くて言葉も出ない。
なので起業は眼中にもない。ただただいま与えられた状況で言われた通りに動くだけ。
わたしはそんな生き方したくないので、自転車旅行で旅に出る。
伊豆に行こうか、三島・沼津へ行こうか。
10/17(火)
今夜からひたすら自転車旅行の準備を行う。
朝の始発で出発して熱海市内の駐輪場から自転車旅行を再開予定だ。
そのために早寝する。
10/18(水)
熱海市内から熱海峠を越えて函南町を経て三島市内に入る。
市内から富士山がよく見える。歩道橋の高みからの富士山はさらにいい眺めだった。
市内の駐輪場に自転車を停めてから東海道線で東京へと帰っていった。
函南町の民家の庭で昼寝した猫たちがか幸せそうだった。静かで住み良い町なのが猫から伺い知れる。
10/19(木)
京都でお会いした方とアプリで会話した。
最近小説を読んでいないので、好きで読む小説を何冊か紹介してもらった。
お勧めの短編、ドストエフスキー著『鰐』をAmazon電子書籍で購入。
読み終えたら感想を語ろうと思う。
最近は書籍といっても漫画やライトノベルの話ばかり聞かされて食傷気味だったので、それ以外の書籍の話題を語ってくれる存在は有難い。
ご縁に感謝。
10/20(金)
国会図書館で遠方からきた知人と会う。
午前10時ごろに知ったのと、夕方にはボランティア参加するので考える時間もなくお土産に缶詰めとパンを包んだが、次はもっと気の利いたお土産を持たせてあげたい。
相手もタイトなスケジュールなのに、時間割いてもらって感謝。会えてよかったと思う。
10/21(土)
彼女が用事で出払ったあと、人様が推してくれた本を探してみる
探してみた本は
森鴎外『渋江抽斎』
宮部みゆきの三島屋シリーズ。
先日勧めてもらったドストエフスキーの『鰐』を読み終えてから目を通してみる。
10/22(日)
過去に自己都合で疎遠になった人たちを思い出す。
疎遠になったいま、こちらが頂いてばかりでお返ししてなかったことを改めて気づく。
だからと言って、いま戻ってお返しする気もない。向こうも恐縮するだろう。
恐縮どころか警戒されるだろう。
10年以上会っていない同級生から電話がかかってきたら皆さんもマルチか宗教の勧誘を疑うことだろう。わたしが勧誘と同一視されるのは勘弁願いたい。
それよりは、これからのご縁からのご厚意に対して感謝をこめてお返しするよう心がけていきたい。
今現在とこれからのご縁に感謝。
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