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「また、読み返したい。」note保存記事

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また読み返したいような、noteの記事を保存していきます。
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2019年5月の記事一覧

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。 このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。 * ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。 日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「感動」まで提供できるお店は少ない。お客さんを感動させないと、その他大勢に埋もれて

編集とインターネット -融けていく役割-

先日、こんなツイートをしました。 自分のコンテンツがちゃんと世の中に届くようにするコツは、そのプラットフォームの編集者の気持ちを理解することだと思う。フォロワー数が多い人や、noteの編集部、SEO上位表示、主要なメディアでの掲載も全部そう。編集者の意図を見抜くのはすごく大事。 自分自身、発信をしていて、ここ最近「編集力」ってすごく大事な力だと思っていて。 で、「編集力すごい人誰だっけ?」と思ったら、いました、このnoteを作っているPiece of Cake代表の加藤

「わからない」を認識することは大事な一歩

「わからない」と言う事実を把握することが大切だ。 どう思う?どうしたらいいかな?何をしたらいいだろう…という相談が基本的にうちには多い。まず僕らが行うことは「わからない」ことを把握していくことが最初の一歩となる。 なんとなく世の空気として「わからない」ことは「よくない」と思われている節がある。なのでわかったふりをするなんて言うケースもあるがそれが一番危ないと思っている。わからないことは決してダメなことでも、恥ずかしいことでもない。わからないことに目を背けることの方がはちゃめ

丁寧な暮らし、なんて言いたくないけれど。

何もなくても定期的に調子って悪くなるものなんだ、という気付き。今までと違って特に出来事があったわけではなかったから、気づかなかったけど、たぶん調子が悪い。だけど、全然元気です。 悩みはある状態が私の通常運行。なので、悩みの有無は関係ない。以前はこういうとき、抜け出せないトンネルの中だったけど、今はそれを成長痛というか、脱皮というか、変わるべきときなんだろうなと思えるから、全然元気です。もう少しこの状態になってしまうことに気付いていればよかったんだけどね。私は変わっていくから

何故やりたいことがわからずに悩み続けてしまうのか?

こんにちは、THE GUILDのこばかなです。デザインとかコーチングをやっています。 最近ほぼ毎日コーチングをしているのですが、もっとも多いのはキャリアに関する相談で「やりたいことを明確にしたい」というテーマです。 いまは選択肢が多い時代なので、誰でも一度は「あ〜〜現状のままでいいのかな〜〜Aの方がいいかな〜〜それともBの方がいいかな〜〜」と人生について悩むことがあるでしょう。 ということで、いろんな方々の話を聞いた経験からモヤモヤと悩み続けてしまうときのよくあるパター

それぞれの、よいドラマを。

さあいよいよ春から社会人です、と言われても、なんだ突然宇宙人になるみたいな言われようだな、などと思っていたけど、はじめて就職した会社で、わたしはまさに宇宙人に囲まれたかのようにビクビクと怯え、ガチガチに緊張していた。 わたしが就職した街の洋菓子店の社長は、宇宙人というより山賊のようなおじさんで、背の高さも横幅も大きくちょっとした丘のような身体で、グローブみたいな分厚い手でおなかをバンバン叩きながらガハハハハと山が動くほどの大きな声で笑うのだった。 ************

人間の本質は光。人を信じる性善説を前提とした経営スタイルについて。

平成が終わり、令和がはじまった。 平成最後の1日は、当たり前のようにオフィスにきて仕事をして、会社の仲間たちと焼き肉を食べた。平成が終わるのだから少し豪華なものが食べたかったのだ。そして気がついたらカラオケにいて、平成の思い出を歌いまくった。 令和がはじまって最初の1日は、ひとつイベントを終わらせたあとに、会社の仲間と映画「キングダム」を観に行った。大好きな漫画であり、僕らの会社の課題図書でもあるのでオフィスに全巻が置いてある。再現性が高く素晴らしい映画で、観終わったあと