マガジンのカバー画像

「また、読み返したい。」note保存記事

267
また読み返したいような、noteの記事を保存していきます。
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

「コンテンツマーケがしたいです」、と説得するための企画設計ノウハウ

「コンテンツマーケティングをやりたいけど、社内をどう説得すべきか分からない」。 コンテンツマーケティング関連では、最も多い悩みの一つです。 「いつまでにこれくらいの成果を達成できます」という見通しをなんとかして数字で示す努力がなされるケースが多いですが、そこは割り切ってあきらめるべきだと思います。 Web広告やSEOと違って、数字でキレイに見通せる類の施策ではないからです。 中長期的な取り組みになるだけに、目標の達成に影響し得る変数が多すぎます。 そもそも数値で成果

人生は成長ゲームじゃない!!

人生なんて、所詮はロールプレイングゲーム。自分がストーリーの中で生きているつもりで、困難もレベルアップの機会と捉えればいい。 こんな話を僕自身もインタビューで答えることがある。ビジネス系のサイトでは、こんなインタビューをよく見かける。 僕自身は、そのような価値観だ。役立つ情報で、伝えることはいいことだと思っていた。しかし、最近、新人漫画家と一緒に新作を作るために、過去、自分に影響を与えた作品と再度、向き合っている中で、その考え方に疑問を持つようになってきた。 この価値観

有料
500

アートについて考えること

高架下芸術祭を終えて9月中旬から続けていたイベント「高架下芸術祭」が終わった。 https://koukashita.kosugiyu.co.jp/ 高円寺図解の一貫として高架下を描きたいという思いを、知人を通じてJRの方に伝えたところから始まった高架下芸術祭。最初は高架下のどこかで、長い絵巻物を制作して展示したいというシンプルな想定だったが、小杉湯の番頭たちや小杉湯で普段お世話になっている企業さんを巻き込んだ大きなイベントとなった。約一ヶ月半の時間をいただいて、私は高架下の

仕事のことばかり考えていたら、感性の根っこが腐った

生活のすべてを無印良品に委ねた無印良品ばかりを買うようになったのは社会人になった頃だったろうか。 無印良品は、暮らす上で必要な日用品が揃っている。無印良品を選んでおけば間違いないから、必然的に身の周りのものが無印良品だらけになった。 無印良品の良いところは、これを買う理由がきちんと説明できるところだ。生活になじむ、値段が高すぎない(= 質に見合っている)、そこそこおしゃれ。つまり、東京で一人暮らしをする自分のような人間にとってちょうどよかった。 当時の自分は、仕事が第一