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「また、読み返したい。」note保存記事

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また読み返したいような、noteの記事を保存していきます。
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#経営

製品づくりとメタ認知(アイデアとかデザインとか経営学とか)

2023年2月15日。 ミッドタウン六本木のデザインハブという場所で、トークイベントを行いました。 題して『アイデアとかデザインとか経営学とか』。 僕たちクリエイティブユニットTENTの本『アイデアとかデザインとか』を軸にしつつ、ゲストに静岡大学工学部で経営学を教える本條晴一郎氏を迎え 「デザイン思考」や「意味のイノベーション」だけでは捉えきれていなかった「デザインやアイデアとその周辺にある重要なポイント」について語り合いながら探っていく、というイベントでした。 イベ

イーロン・マスクのように「ワクワクする未来図」を描くための思考法

人を動かすのは、ロジックではなく「感情」です。 僕は5年ほど会社を経営していますが、やっぱり「人はロジックだけじゃ動かない」と感じる瞬間はたくさんあります。 なにより僕自身「こうすればうまくいくな」と頭で理解はしていても、心から情熱を燃やせなければ、その事業を続けることはできませんでした。 自分や周囲の人を動かすのは、やっぱり「感情のこもったビジョン」なんです。ロジックはもちろん大切ですが、ロジカルすぎるビジョンはあんまりおもしろくない。 おもしろくないものには、人が

デジタル時代、経営者や企業のために「編集者」ができること

ぼくはこれまで主に紙の本の編集に携わってきたわけですが、ここ数年、経営者や企業の情報整理、コンテンツ制作、SNS等での発信をお手伝いする仕事が増えてきています。 経営者や企業のすぐ隣で「顧問」をやる「編集者」なので、その仕事を「顧問編集者」と呼んでいます。 今日はデジタル時代に編集者ができることは何か? ということについてあらためて考えてみたいと思います。 デジタル時代、言葉も「D2C」になったデジタル時代になって、経営者や企業が直接消費者にものごとを伝えられるようにな

現代における経営層の仕事は、どこに行っても食っていける人材を育てて、その人材があえて働き続けたいと思う環境を作る事だ

先日、こんなつぶやきがそこそこの反響を得て、更にはnoteにまとめてほしいという奇特な方まで現れたのでまとめておこうと筆を執った。また、いくつかリプライを貰う中で不思議な事も解ってきたのでそれもふまえて書いていく。 これから待ち受けているのは、流動性の高い転職前提の社会これは面接などで必ず話す事なのだけれど、昭和や平成と違い、現代において一生同じ会社に勤め上げるなんてことは最早誰も想像もしていないだろう。現在は新型コロナウイルス感染症によって隠れているが、思い出してほしい。

やりなおせる失敗は、失敗ではない

CXOとしてよく言うフレーズに「やりなおせる失敗は、失敗ではない。どんどんやれ」があります。 企業が成長するにつれ、意思決定は遅くなり、失敗を許さない文化が少しづつ生まれてきます。 ところが、この世に存在する大半の問題は、実はそれほど重要ではありません。なぜかというと、ほとんどは失敗しても、やり直しがきく問題だからです。そういった問題について、全体会議で延々と議論するのは、あきらかにリソースの無駄です。 では、なぜ企業の意思決定がどんどん遅れてしまうのか… それは2つの

ロゴデザインを作るとき、私が知りたいこと。

私は日頃、デザイン分野のプロデューサーとして活動をしております。情報収拾をしていると、ブランディングやデザイン関連の素敵な記事をたくさん見かけます。これらの記事はいわゆる有益な記事なので、ここでいくつかご紹介します。 例えば、こちらの記事では、デザインとビジネスの関連性が紹介されています。「ブランディングやデザインにお金を使う意味って、なに?」と疑問に思っている方は、こちらを読むと疑問が解消されるかもしれません。 また、こちらは、Twitterでバズっていたロゴデザインの

人間の本質は光。人を信じる性善説を前提とした経営スタイルについて。

平成が終わり、令和がはじまった。 平成最後の1日は、当たり前のようにオフィスにきて仕事をして、会社の仲間たちと焼き肉を食べた。平成が終わるのだから少し豪華なものが食べたかったのだ。そして気がついたらカラオケにいて、平成の思い出を歌いまくった。 令和がはじまって最初の1日は、ひとつイベントを終わらせたあとに、会社の仲間と映画「キングダム」を観に行った。大好きな漫画であり、僕らの会社の課題図書でもあるのでオフィスに全巻が置いてある。再現性が高く素晴らしい映画で、観終わったあと

人はなぜ買うのか。

私たちは物心ついた頃から、何かを買って暮らしてきました。小学生の頃は親にもらった限られたおこづかいで何かを買い、高校生や大学生にもなればアルバイトを始めて欲しいものを買い始めます。社会人になると、家賃を払って家に住み、水や電気やガスを買って生活をします。 買うにはお金が要るから、働くことが普通であり、なんの疑問も持たずそれこそが生き方だと思っていて、買うため=生きるためにはお金が必要だと、生まれてきた時は持っていなかった価値観が、いつの間にか固定化したような気がしています。

人を憎まず、仕組みを憎め

お久しぶりでございます。私です。 我社は12/21が最終出社日としてまして、現在絶賛リモートワーク中(なんたるホワイト)につき、故郷の福島ではなく仙台からお届けします。だって27日超えちゃうと飛行機も高くなるし渋滞もとんでもないではないですか。皆がおかしい、と思うものはどんどん直して行きたい所存です。できる範囲でね。 さて、ハヤカワ五味さんに召喚頂いたので重い筆を取ることにしました。スマホだけど。 20:27頃です。 人を憎まず、仕組みを憎め。 そうです、これは僕の