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変わらない人生なんてない


本を読めるようになってきた

意識的に休んだことや、メンタルの調子が良くなってきたことで、最近、本を読めるようになってきました。

以前は文字を読めても内容が頭に入ってこない状態だったのですが、それが緩和され、なんとなく内容が分かるようになってきたのです。

集中力や思考力が戻ってきて、ささやかですが、嬉しく感じています。


運命の一冊に出会う

積読していた本を読み終えた後、本を読めることに味を占めた私は、古本屋へ行き、メンタルトレーナーである古山有則さんの『嫌いな人がいる人へ 自分を知って生きやすくなるメントレ』を購入しました。


刺々しいタイトルに惹かれ、たまたま手に取ったのですが、内容はタイトルとはいい意味で異なり、生きやすくなるためのヒントが詰まった素敵な本でした。

その中でも「変わろうと思い、具体的な行動に移しているけど、変われない人がいる」「それは、変わっている自分を認めない人」という文が刺さりました。

私がうつ病を発症したのは、自分を認めることができず、走り続けて、心身を擦り切らした結果だったからです。

そもそも変わりたいと思っている時点で、一歩前進はしているのです。行動に移せているなら尚更前へ進めています。でも、それらひとつひとつを自分で認めることができなければ、変われていないも同然になってしまうということに納得がいきました。

自分を認められない人へのアドバイスには「自分の成長を認める練習として、定期的に自分を褒めること」が紹介されていました。

以前から、“ホメ療法”(今日できたことやよかったことを3つ書くというもの)を実践していたのですが、改めて自分を褒めることの大切さを確認できてよかったです。

他にも、一歩踏み出したくなるような言葉が載っていたので、今後の参考にしていきたいです。

現時点で言えることは、こうして本を読めるようになり、本の感想や自分の現状を書くことができるようになった私は、1ヶ月前よりも前に進めているし、おまけにうつ病になる前には気づけなかったことにも日々気づくことがたくさんあって、人生的に見て今いっぱい成長できています。

変わらない人生なんてない。



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