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海をのぞむ古民家、売ります(福岡県糸島市)

(こちらの物件は購入者が決まりました。多数反響ありがとうございました)

「移住したい街ランキング」でいつも上位をにぎわす糸島市(福岡県)の古民家を手放すことにしました。

▼糸島の良さが知りたい方は以下を参照ください

自分でリノベーションしようと1年格闘しましたが、住みながらの改修には限界がありやむなく断念。この家や環境を気に入ってくれる方にお譲りいたします。

ロケーションについて

左端に見える水平線が海(唐津湾)です

海を臨む高台にある2階建ての古民家です。糸島の良さに気付いてから、3年がかりで探し当てた物件です。購入当初は樹木が生い茂り、薄暗いジャングルのような状態でしたが、コツコツと手を入れて光と風を取り戻しました。

画面右側も敷地内なので家庭菜園もできます

敷地内に大きな甘夏の木があり、春先にはオレンジ色の実がたわわに実ります。無農薬で育っているので、そのまま食べるのはもちろん、ジャムにしても美味しくいただけます。

雑草に覆われてますが真ん中にアカシアミモザ、左にコルジリネを植えてます

庭に植えたアカシアミモザの苗木は、今年の春、黄色い可憐な花を咲かせました。入口の目立つ場所にあるので、このまま順調に成長すればシンボルツリーになりそうです。

中央奥の集落に駅(JR筑肥線・鹿家駅)があります

目の前は一面ミカン畑で、牧歌的な風景が広がります。海まで緩やかな斜面が続いており、瀬戸内のような穏やかで気持ちのいい場所です。

庭から美しい夕焼けが見渡せます。

ただ斜面ゆえの弱点もあって、敷地の一部が土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)にかかっています。裏のがけ上が平地なので、個人的にはそこまで危険を感じませんでした。こればっかりは個人の判断なので、実際に現地を見てご判断いただければと思います。

かなり田舎に見えますが、駅からは徒歩8分の距離で、福岡市の中心街や福岡空港に乗り換えなし(1時間ほど)でアクセスできます。ただし電車は1時間に1本ほどなのでご注意ください。

家の状態について


ここから家の内部をご紹介します。
自分で言うのもなんですが、状態はよくありません

セルフリノベに当たり、電気と井戸と給湯器を新設したので仮住まいはできます。お湯が出るのでお風呂にも入れます。トイレも汲み取り式ながら使えます。当方は車庫に設置したシンクとカセットコンロを使って簡単な料理も作っていました。流行りのソロキャンプと思えば、楽しんで暮らせます。

当初は車庫にバンを突っ込み、ココで暮らしていました。電気もあるしお湯も出ます。

この家を再生させる上でネックになるのが裏の一角です。

解体中で作業が止まっています。

手前のコーナー部分がシロアリにやられています。この箇所は減築しようと思って屋根と壁を解体していましたが、途中で力尽きました。

吹き抜けの大空間を作りたくて、2階の床は半分ほど解体しました。小さなロフトを新たに作ろうと思い、階段は残しています。

2階からの眺望。集落の先に海が見渡せます。

2階の窓ぎわは眺望が良いので、ここをワーキングスペースとして使う計画でした。

手前の部屋で1年間暮らしていました。左にトイレ、奥の右側にお風呂があります。

ここで1年間、作業しながら暮らした経験から言えば、強い気持ちがないと心が折れるため、万人におすすめできる物件ではありません。
ただ、やる気と知識と少しのお金があれば、素人でもじゅうぶん立ち向かえると思っています。

間取りはこんな感じ。

元の間取りは7DKですが、2Fの「和室6帖+和室4.5帖」は床を解体してます。1Fの北西にある「縁側+床の間+押入」のL字部分が、減築予定だったエリアです。

まとめ

ということで、ロケーションは最高だけど、家の状態は最低に近い古民家。この家を復活させてくれる勇者がいれば、ぜひ引き継ぎたいと思っております。

「古民家/海が好き/セルフリノベ/DIY/田舎暮らし/地方移住/糸島移住」に興味ある方へ届いたらと思いますので、何とぞよろしくお願いします。

【物件情報】
価格:XXX万円(古家付き土地)
所在地:福岡県糸島市二丈鹿家
建物面積:141.07㎡
建物構造:木造2階建て
築年:不明(1967年以前)
敷地面積:385.63㎡
都市計画:非線引き区域/建ぺい率60%/容積率200%
設備:[水道] 井戸(上水道も接続可)[トイレ]汲取り [ガス]灯油
交通:JR筑肥線「鹿家」駅 徒歩8分
備考:現状渡しとなります(境界未確定)

▼物件に関するお問い合わせはこちらへ
https://note.com/hyoclab/message

当方、売り主のため直接連絡いただければ仲介手数料はかかりません。

▼以下のサイトにも物件情報を掲載しています。併せてご覧ください。

住まいの選択肢を広げるべく、理想の家を探す旅をしています。