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散っていく景色を見た(買い出しと料理が苦手という話)

数日前からメンタルと体調を崩している。こうなると、色んなことをするのに時間がかかってしまう。例えば、布団から出るのに五年かかる(嘘)。
顕著なのは「食材の書い出し」と「料理」だ。

私は主婦だが、あまり家事が好きではない。なかでも料理を「好きだ」と言うのは躊躇われる。
美味しいものは食べたいし、スイッチが入ってしまえば楽しめるときもないことはない。しかし、一度心と体のバランスが崩れてしまうとキッチンに立てなくなる。立てたとしても五年かかる(嘘)。もしくは「はあ…」とため息を吐きながら料理に取りかかる。どうにも息が苦しいのだ。
これを書いている今も「そろそろ作らなきゃ…」と思いつつ、布団から出られないでいる。

「買い出し」も同様に苦手だ。歩いてすぐそこに色々揃っているのだが、それでも億劫に思う。
今日は、どうしてもドラッグストアで買うべきものがあったので仕方なく行くことができた。ついでにスーパーで食材も買った。いつも行くスーパーは今日の私にとっては遠いので、家から走れば一分とかからないほうのスーパーを選んだ。
田舎育ちとしては、こんなに近くに物が売っている場所があることには感謝しているが、この店舗は割高なので本当はあまり行きたくない。
しかし、調子が悪いときくらい妥協すべきなのだ。「しんどい…けど高いしいつものところに行かなきゃ…」とついつい思ってしまうが、今日は意を決して妥協した。無理をしない選択ができたのだ。

もっと人生、楽に生きられるようなりたい。


【今日のいいこと】
風で木の葉が散っていくのを見た。カラカラと乾いた音を立てて、結構な量の葉が空を舞って落ちていくのはなかなかに壮観だ。

上手く言えないが、私はこういう自然を感じられる瞬間が好きだ。落葉はもちろん、天使の階段や環水平アークを見つけたときなんかも、まるで映画のワンシーンにいるような気分になる。
体調が悪くて気分が落ちこんでいても、その瞬間だけは副交感神経が優位になっているような気がする。知らんけど。

落葉をスマホで撮ろうかとも考えたが、めんどくさいししんどいし、人目も気になったのでやめた。来年に期待。

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