恵方巻き経済論

今年の恵方巻きの売上は、おそらく好調となるだろう。

 

まず、コロナの状況下で去年から続く、株価の高止まりが何を意味するか考えてみたい。

これは、緊急事態宣言などによる外出自粛で抑制された消費行動の一部が、株式投資に回っている可能性を示唆している。

もちろん、一昨日の『Mr. サンデー』で紹介されたように、将来への不安から新規の投資者が増えたとも解釈できる。

だが、昨年のブラックフライデーの盛況から分かるとおり、やはり抑圧された購買意欲が「行き場」を求めているのではないか。

 

外出自粛の影響で、奢侈品の購入や専門店での買い物をしなくなった人でも、スーパーやコンビニに行く機会は多い。

そこで、恵方巻きという価格的に手頃なシーズン商品が出されれば、うまく消費につながるはずだ。

また、今年の節分は2月2日だが、勘違いして2月3日に買う人も少なくないと予想される。

 

以上のことから、今年の恵方巻きは、売れる。

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