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映画【マイ・インターン】

皆さま、お疲れ様です、こんにちは!!

さぁ、日曜日がやってまいりました。
恒例の映画レビューの回でございます。

これから毎週日曜日は、今まで私が写真や映像の勉強のために見てきた映画のお話をしようと思います🎥

で、さっそく2回目は【マイ・インターン】をご紹介します。
Amazonプライムだと、お得な価格で見ることができます。

この映画は俳優の『ロバート・デ・ニーロ』女優の『アン・ハサウェイさん』が出演されております。監督はナンシー・マイヤーズさんです。
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作品を見た感想は、『顔を見合わせて会話する、コミュニケーションの重要性を理解できた作品』です。
後程詳しく説明します。
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私はアン・ハサウェイさん大好きです♬
じつは、今回の映画レビューは、『ココシャネル』をレビューしようと思っていたのですが、Amazonプライムで探していると、『アン・ハサウェイさん』の笑顔に惹かれてポチリました( ´∀` )

このかた、笑顔がチャーミングで、表情だけで上手に演技できる女優さんなのです。
で、この映画をザックリ説明すると、『プラダを着た悪魔』の逆バージョンというところです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これも他の方の映画レビューでストーリー詳細が書いてあるので、
私はフォトグラファーの視点・立場からストーリーを紹介します。

映画の舞台

舞台はファッション関係(アパレルブランド)の会社と、主人公である経営者の生活がメイン舞台になっております。

アパレル系なので、登場人物の服装は皆さまオシャレで、各々のコーディネイトが素晴らしく、さすがだなぁと感心しました。

ハリウッド映画ってほんとうに凄いですね!!
ファッションに興味のない友人も、『なんか知らないけど、着こなしが綺麗に見えるね』と話しておりました。

一般人が見てこんなに綺麗に見えるとは、自然な色合いの組み合わせで洋服の色味を合わせて着ているということです。

例えば、冒頭のシーンでアン・ハサウェイさんが自転車に乗っています。(室内なのにビックリ!!)

スクリーンショット (107)

背景の壁や窓は明るめ、その為中央の服・自転車の色も白で明るめ、全面右側に写る人たちの服は若干暗めのグレー系で統一されています。
明と暗を分けることで、みている人の視点を中心(明るい方)にもっていけるのです。
アン・ハサウェイさんの横にいる女性の服が赤なので、そこでしっかりと線引きされています。

また、シリアスなシーンでは、落ち着いた色の服装が良い感じで演出されております。

スクリーンショット (109)

背景の窓は夜で暗め、二人の服装も暗めの色味。
PC画面・机が白で明るいため、シリアスなシーンで二人の表情が真剣だという感じを強調しているのです。

色彩の使い方

さて、それでは問題です♬
映画のポスター、これはどこを強調せているでしょう?・・・・・・・

スクリーンショット (108)

ぽくぽくぽくち~ん

これは分かりやすいと思いますが、ポスターは赤が強調され『アン・ハサウェイさんがボスでバリバリ仕事をしているのよ』です。

理由として、枠も服装の色も赤が大半の面積を占めてどう考えても赤が強いです。
口紅も赤で、アン・ハサウェイさんの目線がまっすぐ向いており、自身に満ちた表情が伝わってきます。
また、隣にいるロバート・デ・ニーロさんは一歩前に写っており、社長をエスコートしているのが表現されております。(身長がアン・ハサウェイさん 170.2㎝ヒール高さが 9~11㎝ほど・ロバート・デ・ニーロさん 177㎝)
*欧米ではレディーファーストで、扉を開ける・エレベーターのボタンを押す・クルマの扉の開け閉めをするのは男性の役割。

女性の監督ならではのオシャレで力強いデザインスキル、また働く女性を応援しているという監督からのメッセージだと考えております。

各シーンごとに服装の色・背景の色や構図が楽しくて、写し方をみていて本当に愉しい映画です。
音楽も、その時々の主人公の感情を表現しており、背景の光の射し方、ライトの明度が凄いなぁと感心させられます。

途中気になったところは映像を確認したいので、何度も巻き戻してしまうため、一本の映画を見終わるのに3時間以上かかるときもありました(笑)
手元に作品を置いておくと、好きな時に見られて良いですよね♬

そんな感じで、人が好む服装の色はその時々の感情が表れております。落ち込んでいる時は明るめの色の服を着て出かける気持ちにはなれませんし、普段自信が少ない人は、おとなしい色の服装がクローゼットに並んでいます。

なので、せめて写真に写るときだけ少し勇気を出して自分の憧れの服の色をきて写真に写ってみてはいかがでしょうか?

写真や服は、人に見せるためにあるモノです。
これは女性のみならず、中年の男性にも言えることです。ロバート・デ・ニーロさんの服装をみてみてください。

その見せた相手が『すごく綺麗な洋服で、あなたにすごく良く似合っているね』と、言われるようなモノを選んでみてはいかがでしょう?

もしこの映画のコーディネートが少しでも参考になれば嬉しいです。
映画ってほんとうに勉強になります('◇')ゞ

・・・・・・・・・・・・・・・・・【つづく】
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