鎌倉・建長寺の裏の半僧坊大権現が祀られる山の麓の竹林に、「虫塚」という虫たちを祀るための場所がある。人間の環境破壊や研究などで犠牲になった虫たちの供養のために2015年6月4日（虫の日）に養老猛司氏を中心として建立された。

様々な虫たちを形どった石細工のオブジェや供養のための慰霊碑がある。
虫かごをイメージした慰霊のためのモニュメントのデザインは建築家の隈研吾氏によるものとのこと。　（モニュメントの写真を撮り忘れた。）

半僧坊大権現の山を下ったところに静かな竹林がある。その中に虫塚がある。

虫たちの石細工には、「ゾウムシ」が多い。

なお、虫かごをイメージした建築家隈研吾氏デザインの白い網状の慰霊モニュメントが中央に配置されているが、その中央にもゾウムシの石細工が配置されている。（養老猛司さんがゾウムシの研究をしていたから？）

以前に建長寺や半僧坊大権現を訪れたときには、虫塚には気づかなかったので、新しい発見がありました。
子供のころからカブト虫やクワガタ虫をはじめ、虫は大好きでした。
虫たちに合掌。

猫間英介