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【詩】待たないで黄色

チンっていう音が聞こえたのでトースターの方へと足を向ける
毎朝のルーティンに辟易するがそれもルーティンだし、「  はあ 」
少し焦げ目のついた食パンにバターと蜂蜜(ト)遠雷
それがお気に入りだからね。   )))
黄色がこころに染み入ってくる
それは幸福の色   だから嫌いだけど   。文

憂鬱な君をたまに想い出す
「八月の夜」
 八月の夜


きみはだだっ広い街中にたたずんで
過ぎゆく人の流れにたちくらみ動悸を有無
雑踏
、、、、、、、、、、、、、、
きみだけに演奏される歌がーーーーーーーーーー  ----
そこでは「村上春樹」が執筆している
今すぐにイヤホンを耳から外せ
カラスは灰色に馴染んダ
きみのTシャツが柔軟剤の香りを放擲する
  (でもね)
お気に入りの景色は夕日に溶けてゆき
10月のアイスクリームは自分の所在に困惑している
「きみの過去が愛おしい」
現在はーーーー時計を捨てて
「いま」
強く風、が吹、く、の、、、、、、
今朝セットしたばかりの髪形はすでに泣きはらした目で電車を待っている人の列を睨むようにしてヘアスプレーの強度に縋っているのがダサくてもう捨てたいこの感情も昨日の昨日の昨日のきみもぼくも




いやだ



イヤダ



皮膚を突き刺すような痛みを感じる
汗っても変わらないよね
走らなくて。

久しぶりに「くまのふ〇ーさん」を観たい
信号が変わった
歩くのをやめた
9月の彼岸花は種に帰巣して
赤が日常に溶けだしていった血、血、血
自販機には「あたたかい」飲み物が目立つようになってきてそれをみるたびに一年の終りを感じるね切ない
あったかい陽だまりにメンタルを殺されたぼくは「銀杏boyz」を睨む
おまえは
  「  はあ   」



泣かないで
泣かないでいいこだから

        なかない  で



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