【詩】015 1 I kill. a.k.a 夢幻花 2023年1月4日 03:57 粘ついた熱気と湿気に満たされた空間には呼応する響きが断続的あの工場に建っている煙突が黒く、一定のリズムをかき消すように踊っては吸い込まれていく青空僕の瞳はその瞬間を捉えきれず、しつこく訴えかけるこの鼓動は痙攣し、ひきつった微笑を沼地へと投げ入れるそれはデジャブのように、淀みない感情の奔流は現実的な規範を逸脱し、15年前の夏に僕を連れ戻す記憶は陰り現在は枝垂れながらその頭をもたげている ダウンロード copy この記事が参加している募集 スキしてみて 519,960件 #日記 #エッセイ #小説 #スキしてみて #詩 #創作 #現代詩 #創作大賞2023 #短編 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート