ぼくらは想像にたよりすぎている
「失敗ではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」
発明家、トーマス・エジソンの有名な言葉だ。この言葉は、非常に多くの金言を含んでいる。
失敗に対する考え方、失敗をおそれない心の持ち方、諦めないことの重要性。そしてなにより、行動することの大切さを説いているように思う。
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想像力は、ぼくたちをどこまでもつれていってくれる。好奇心のおもむくままに、心の求めるままに、どこまでも大きな夢を描くことだってできる。
でも一方で、想像はどこまでいっても想像だ。想像はおなかをみたしてはくれない。そしてなにより、人は想像力を過信してしまう。想像はいづれ思い込みとなり、思わぬ落とし穴へと人を陥れてしまう。
「想像力」と「行動力」は背中合わせに支え合って均衡を保っている。
想像があるから行動が生まれるし、行動があるから想像はもっと豊かになっていく。
ぼくらは想像にたよりすぎている。傷つかない世界に甘えすぎている。もっと行動を起こすべきだ。自分の目で見て心で感じて、傷つくべきだ。
画面越しにみる世界もまた、嘘ではないけれど本物ではない。それは想像の世界に近いものだ。
うまくいかないほうほうも、うまくいくほうほうも、じぶんで見つけていくのが唯一の本当なのだ。
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