ひらの こうすけ

クリエイティブっぽいユニットJumokunoJu ( https://jumokunoju.com/ ) / コンセプトデザインやプランニングなどをしています / noteでは毎日日記をかきます

世界のすべてを知ることはできない | 500文字のエッセイ

図書館にある本を読破してやろうと、大学に入学したときに思った。というより、大学生ってそんなもんなんだろうと思っていた。

しかし図書館読破計画は、手塚治虫の全集を読み終えた段階で頓挫。到底読みきれんぞこれは、と諦めてしまった。

あ、それでも手塚治虫の作品をほぼ全て所蔵していてくれた大学図書館には感謝しているし、それだけでも読めてよかったなとは思っている。

知は迷宮のようだとよく言わ

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信じることから全てははじまる | 500文字のエッセイ

一見実現が不可能にみえる課題に、どう向き合うべきか。というより、一見不可能にみえるような課題をいかにして設定するか、のほうが大きいかもしれない。

たとえばぼくは物心ついたころから、「学校の先生になりたい」と明確に思っていた。まだ小学生に入って間もないぼくが、実現可能性も理解できないはるか遠い未来のことを指差して、そうなることを半ば確信できたのはなぜか。

結局今はそれとは違う仕事に就いた

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それは本当のアウトプットか | 500文字のエッセイ

頭の中にある構想や、胸に抱いた夢のおおくが、実現されないまま今日に至っていることに気がついた。

こんなものあったらいいかも、こんなことしてみたい。どんな些細な前触れであれ、それがかたちとならないまま自分の中でくすぶって終わるのは、とてももったいないことだ。

日ごろからアウトプットを心がけているつもりではいる。こうしてnoteも書いているし、人との会話や手を動かしてゆくなかで。

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他人の中に自分はいないのに | 500文字のエッセイ

改めて自己紹介をすることがあり、自分のことを振り返ってみていた。

僕は自分のことを没個性的な凡庸な人間だと思っている。それゆえに、際立つ個性を持つ人や、自分にない愛嬌を持つ人などを見ると、嫉妬に近い自己嫌悪を抱くことがおおい。

というより、僕は基本的に接する全ての人に対して、なんらかの引け目のようなものを感じてしまっているのかもしれない。

思い返すことはあるけれど、後ろめたい人生

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汗かくように呼吸しにいけ | 500文字のエッセイ

当たり前になれすぎると、人はどんどんと怠惰になる。文明の進行は華々しいものだけど、その裏で払拭された以前の当たり前は、良いも悪いも、何か大きなものをいっしょに抱き合わせていたようにおもう。

特別が当然に変わる瞬間は、ひょんなタイミングで唐突にやってくる。

例えばそれは、羊水の中で育っていた胎児が急に呼吸をさせられるように、避けようもない唐突さをもってやってくる。

あれほど大きな産

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とりとめもなくにっき | 500文字のエッセイ

すこし生活がバタバタとしいるあいだに、何日分が日記をとりこぼしてしまった。

仕事でもプライベートでも、すこし大きめなポイントが数ヶ月先に据えられたことで、いくばくか生活のリズムがアップテンポになりつつあるようにおもう。

日記を取りこぼすことに後悔はないが、少なからずアウトプットと思考整理の役を担ってくれている毎日書くという行為の欠落は、僕自身にちょっとしたストレスを与えているようだった

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