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糖質とは?②

本日は、昨日の糖質の話から、糖尿病について簡単にお話ししていければと思います。

昨日の記事はこちらから👇👇👇

私自身、現病歴が糖尿病の方を担当したことはありませんが、既往歴に糖尿病をお持ちの方や糖尿病ケトアシドーシス後廃用症候群の方を担当したことはあります。
皆様はいかがでしょうか?
○糖尿病
糖尿病は、ご存知の通り1型と2型に分けられます。
・1型
原因としては、自己免疫や遺伝因子などでインスリンの分泌障害が主に起き、抵抗性を示すことは少ないとされます。また、重症では糖尿病ケトアシドーシスになることが多いとされています。糖尿病の全体の役5%程度と言われています。

・2型
原因としては、生活習慣や遺伝因子と言われておりインスリンの分泌障害が見られることは様々で、インスリン抵抗性を主に示すと言われています。重症例では、高浸透圧性高血糖症候群が多いとされています。こちらは、糖尿病の役95%を閉めると言われています。

1型2型で原因や、急性合併症が異なるため担当した際には経過の聴取や1型なのか2型なのかでリスク管理も変わってきますね!

最後に、上記で述べた急性合併症である、糖尿病ケトアシドーシス・庚申塔せい高血糖症候群について触れさせていただければと思います。

・糖尿病性ケトアシドーシス
症状としては多飲・多尿・口渇が見られます。リハとして気付ける症状としては、呼気のアセトン臭やクスマウル大呼吸があります。
メカニズムとしては、インスリン治療の中断などで組織内への糖の取り込みが中断し、高度の高血糖状態が生じているにも関わらず、末梢組織に糖の吸収が行われないため、肝臓の誤解によりケトン体の過剰な産生が続き、アシドーシスを起こします。

ケトン体は、酸性のため酸塩基平衡が酸性に傾き、血中のCO2が過剰となり上記を起こします。
そのため、担当となった際は服薬やインスリンの管理についても考慮する必要がありますね。

・高浸透圧性高血糖症候群
感染や下痢、ストレス、脱水がきっかけとなり、著名な高血糖を生じ痙攣や意識障害を呈します。リハとして気付ける症状としては、皮膚や口腔粘膜の乾燥・血圧低下・頻脈などが挙げられます。
メカニズムとしては、高血糖と脱水に伴う高浸透圧を呈し。相対的に体内が高血糖状態となり上記症状を呈します。
そのため、担当となった際は飲水量や尿量などを考慮する必要がありますね。

次回は、糖尿病に対する運動療法の効果について解説していければと思います。


本日も読んでいただきありがとうございました!

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