「因果覿面」を考える

いんがてきめん
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悪いことをした報いがすぐにあらわれること。
「覿面」は目の前で見るという意味から、すぐに結果が出ること。
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「因」 ①もとづく。したがう。
②事の起こるもと。

「果」 ①木の実。くだもの。
②原因・因縁によって生ずるもの。

「覿」 ①みる。あう。まみえる。
②しめす。見せる。

「面」 ①顔。人の顔。
②顔につけるかぶりもの。
③物の外側の、ほぼ平らな、一定の広さを持つ部分をさしていう。

「因果」 ①原因と結果。
②仏教で、すべての行為は後の運命を決定するということ。特に、前世の悪い行いのむくいとして現在の不幸があるということ。

「覿面」 ある事の効果・報いが(目の前で)すぐにはっきり現れるさま。

「因果覿面」
原因と結果。
ある事の効果・報いが(目の前で)すぐにはっきり現れるさま。

悪いことをした報いが、
すぐにあらわれること。

似たような
四字熟語に

「因果応報」があります。

過去および前世の行為の善悪に応じて現在の幸・不幸の果報があり、現在の行為に応じて未来の果報が生ずること。

「因果応報」は
過去の善悪に応じて、
結果の報いが現在に現れること。

「因果覿面」は
過去の善悪、特に悪に応じて、
結果がすぐに現れること。

過去の善悪に応じて
「因果応報」は
結果が、現在に現れる。
「因果覿面」は
結果が、すぐに現れる。

「因果覿面」の方が
結果の出る早さが、
断然速い、ということが言えると思います。

特に、悪いことをすれば
すぐに悪い結果が現れる、

ということだと思います。

よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。