「風檣陣馬」を考える

ふうしょうじんば
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勇ましく、やる気が満ちていること。または、文章や詩句などの力強さのこと。
「風檣」は風をはらんだ帆舟の帆柱。
「陣馬」は戦地にいる馬。
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「風」 大気の動き。かぜ。かぜがふく。

「檣」 ほばしら(帆柱)

「陣」 ①軍隊をならべて、備えを立てる。また、軍隊の配置。
②戦時の軍隊のいるところ。

「馬」 体が大ぶりで、長い顔、たてがみのある長い首をもち、速く走る、うま科のけだもの。家畜として、乗用・農耕・運搬に役立てる。肉を食用にすることがある。

「風檣」
風をはらんだ帆柱

「陣馬」
軍隊にいる馬

「風檣陣馬」
風をはらんだ帆柱と
軍隊にいる馬。

転じて

勇ましく、やる気が
満ちていること。

または、文章や詩句などの力強さのこと。

風をはらんだ、とは?
風を受けて、ふくらんでいるような状態か?

軍隊にいる馬とは?
軍隊で整列している中の、
馬も、きちんと並んでいる。

この状態が、
帆柱と馬が、

勇ましく、やる気が満ちていること。

なのだそうです。

これからの戦いに備えて、
今にも動き出そうという状態。

動き出す少し前の今が、
勇ましい、やる気に満ちている、

ということらしいです。

どこの国の、
いつの時代の、
何の戦いなのか、

わかりませんが、

この四字熟語は、
その時代背景にできた
ものなのでしょう。

と納得することにしました。

よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。