「亀毛兎角」を考える

きもうとかく
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この世にあり得ないもの、実在するはずがない物事のたとえ。
もとは戦争の起こる兆しをいった。
かめに毛が生え、うさぎに角が生える意から。
「兎角亀毛(とかくきもう)」ともいう。
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「亀」 爬虫類かめ目の動物の総称。

「毛」 皮膚にはえる糸状の角質形成物。

「兎」 うさぎ目の哺乳動物の総称。

「角」 ①物のとがって突き出した部分。
    ②隅。


「亀毛」 亀の毛

「兎角」 うさぎの角


「亀毛兎角」
亀の毛と
うさきの角

どちらも実在しないので
実在するはずがないもの。

この世にあり得ないもの。

という意味で
使う四字熟語のようです。


なるほど

この世にあり得ないもの
のたとえ

なのですね。


他には、
どんなのが考えられるでしょうか?

キリンにぞうのような長い鼻
ぞうにキリンのような長い首

とか
どうでしょうか?

あり得ないもの

いざとなると

考えにくいものです。

個人的には

誰もいないところで
大きな音がする
とか

そういうような
あり得ないような体験は
ありますが。

この世には
「あり得ない」
と思うようなことが

あるものです。

そのような時に
この四字熟語を
使うことができるかもしれません。


よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。