「気息奄奄 」を考える

きそくえんえん
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どうにか呼吸ができているような、今にも死んでしまいそうな様子のこと
または、国の組織などが今にも滅びてしまいそうな弱々しい状態のこと。
「気息」は呼吸のこと。
「奄奄」は呼吸が止まってしまいそうな弱々しい状態のこと。
「気息奄々」とも書く。
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「気」 ①心の動き・状態・働きを総合して捉えたもの。精神。
②見えないとしても身のまわりに漂うと感ぜられるもの。

「息」 ①動物が鼻や口からいきを吸ったり吐いたりする。呼吸。呼吸する。いき。いきづく。
②生きながらえる。生存する。

「奄」 ① 気がふさがって通じない。
②にわかに。たちまち。

「気息」 ①呼吸。いき。
②気持ち。気質。

「奄奄」①息が絶え絶えなさま。
②うすぐらいさま。

「気息奄奄」
呼吸が絶え絶えなさま。
止まってしまいそうな弱々しい状態。

どうにか呼吸している。
今にも死んでしまいそうな様子のこと。

息が弱々しい、今にも止まりそうな状態
こと。

「奄」という漢字が
息が弱々しい状態という意味になるとは、

思いませんでした。

よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。