「六十耳順」を考える

ろくじゅうじじゅん
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六十歳になると、人の言葉をすぐに理解することができるようになり、異なる考えも素直に受け入れることができるということ。孔子が生涯を述懐して語った言葉。
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孔子が語った言葉。

吾十有五にして学に志し (志学 しがく)
三十にして立つ (而立 じりつ)
四十にして惑はず (不惑 ふわく)
五十にして天命を知る (知命 ちめい)
六十にして耳順ひ (耳順 じじゅん)
七十にして欲する所に従ひて矩を踰えず
(従心 じゅうしん)


耳順は
「六十歳では、人の言うことを逆らわず素直に聴けるようになった」という意味。


自分の人生経験から考えてみる。

「人の言うことを逆らわずに聴ける」

自分はというと、少し疑問?

孔子はそうなのかも知れませんが、個人差があると思います。

若い頃に比べれば、確かに、
人の言うことを聞くことができるようになったとは思います。

でも、六十年、生きてきたからといって、
何でも、どんなことでも逆らわずに、
というわけにはなりません。

内容によっては、違います。

孔子の場合、そうであった。

他の人間の場合も、ややそれに近いように
思う場合もあるであろう。

…くらいの意味で

受け止めてもいいかと
思います。


人生の経験を重ねていくと

人の話も、素直に受け入れやすく

なってくるものだ。


というように

勝手に理解しました。



よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。