「悔悟慙羞」を考える
かいござんしゅう
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
過去の過ちに気付き、後悔すること。
「悔悟」は後悔して過ちに気付くこと。
「慙羞」は恥じること。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「悔」 ①自分が悪かったことに気づいて苦しい思いをする。くい改める。
②わが国で「悔やむ」「悔やみ」として、人の死をいたむ意にも使う。
「悟」 ①是非がはっきり判断できる。迷いがなくなる。またその力。
②わかりがよい。さとりが早い。
「慙」 はじる。はずかしく思う。はじ。
「羞」 ①はじる。はじらう。
②はずかしい。はじ。
③すすめる。食物を供える。
④そなえもの。ごちそう。
「悔悟」
今までのことを悪かったとさとり、悔いること。
「慙羞」
恥ずかしく思って顔を赤くすること。
「悔悟慙羞」
今までのことを悪かったとさとり、悔いること。
恥ずかしく思って顔を赤くすること。
自分のしたことが悪かったことを悟り、
悔いて、苦しい思いをして、
恥ずかしく思って、顔を赤くする。
過去の自分、
過ち、間違ったこと、が
たくさんあったことに気がついて、
後悔して、苦しい思いをして、
そのことを、恥ずかしく思い、
顔が赤くなるほどである。
過去に失敗したこと、
考えたら、
数え切れないくらいあります。
悔いることが一切ない人生を
生きている人など、
この世にいるのでしょうか?
多い、少ないはあるかも知れませんが、
誰にでも、悔やむことは
あったはず。
そういう、
過去の失敗を、
思い出して、
気が付いて、
恥ずかしく思っている、
自分がいる。
気がついたこと、
それは、すごいこと。
なのではないでしょうか?
自分に都合の悪いことは、
忘れてしまい、
自分に都合のいいことは、
よく覚えている。
過去の過ち、悪いことは
あまり思い出そうとしない。
そのような人が多いのではないかと
思います。
この四字熟語は、
過去の自分の失敗などを、
思い出す、きっかけになるように、
作られたもの、
なのではないか?
と思っています。
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。