「腰纏万金」を考える
ようてんばんきん
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たくさんのお金を持っていること。
または、中に隙間がないほどに財布の中身が詰まっていること。
「腰纏」は腰に巻きつけて使う帯状の袋で、お金や大切なものを入れるためのもの。
「万金」はたくさんのお金のこと。
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「腰」 ①人・動物の胴のくびれた部分(から尻(しり)の辺まで)。
②腰⑴の力。持ちこたえる力。粘り。「―が強い」(もちなどの粘りけが強いのにも言う)。構え。姿勢。腰つき。
「纏」 ①昔、大将の陣所のしるしとした物。さおの先に飾りを、(多くは)その下に馬簾(ばれん)をつけた。
②火消の組のしるし。形はまとい⑴と同じ。また、それを持つ役の者。まといもち。
「万」 ①一千を十倍して得る数
②数・量が極めて多い。
「金」 ①金属。特に鉄を指すことが多い。
②金銭。おかね。
「腰纏」 (腰にまとう意)胴巻。財布(さいふ)
また、所持している金。
「万金」 多くの金銭。千金。
「腰纏万金」
腰にまとう胴巻に、
多くのお金を持っている。
腰に巻き付けて使う胴巻に、
たくさんのお金を入れて持っている。
意味は以上です。
この四字熟語は、
何を言いたいのでしょうか?
体に身につける物に、
お金を沢山入れて、
いつも持ち歩いている。
いつでも使えるお金を、
たくさん持ち歩いている。
お金を持っている。
という安心感がある。
お金をたくさん持ち歩いている。
というある程度の安心感がある。
落ち着いた気持ち。
平常心でいるには、
お金をある程度、いつも持っていることが
必要であると考える。
安定した心を保つには、
ある程度のお金を、腰に持っていることである。
と、
このようなことを伝えたいのでしょうか?
と考えてみました。
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。