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【レビュー】『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』

ほとんど映画を観たことがない映画初心者の、備忘録としてレビューを残します。
カナリ個人的で的外れな内容もあるかと思いますので、その点お断りしておきます。

『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』
2024年 1時間51分 永岡智佳監督

●あらすじ・ストーリー
劇場版第27弾。
舞台は北海道・函館。
怪盗キッドと西の高校生探偵服部平次が登場!

ストーリーは斧江財閥の初代当主・斧江圭三郎が函館に隠したと言われる宝の手がかりとなる刀6本の争奪戦。
その6本は、斧江財閥の収蔵庫の脇差2本、ブライアン・D・カドクラというアジアの武器商人のもつ刀2本、そして福城良衛という人物(函館で行われている剣道大会の会場で和葉が出会った居合を披露した大学生の福城聖の父)が持っている2本。
そしてもう一本、宝の場所を明らかにする為に必要だった星形のつばが付いた土方歳三ゆかりの刀「星稜刀(せいりょうとう)」。

それら宝や刀の争奪戦が繰り広げられる一方で、キッドと平次の対決があり、平次と一葉、そしてその周辺人物のやり取りがあったりと…忙しい!

●レビュー
★★★☆☆(星3つ)
子供と共に映画館に出向いて鑑賞。
幼い頃から大好きな名探偵コナン!
そして私の推しの服部平次と娘の推しの怪盗キッドが出るということで2人で観に行った笑
とても気になっていた作品!

前作にも増してそれはちょっと…というシーンが多数。
最近のコナンにはあるあるか…とも思ったけれど、紺青の拳(フィスト)や緋色の弾丸と同じ監督だと聞いて「あぁ…」と納得。
残念ながら、私はそういうシーンで冷めてしまった。(平次が飛行機にしがみついたり、飛行機の上で闘うとか…)
最後の告白シーンも残念な結果だったし…。
まぁ映画ではなく漫画やアニメの方でやるということなのかなとは思ったけれど、こんなに頑張っている平次くん。そろそろくっつかせてあげて!
ラストの新一とキッドの接点について明かされた部分は、若干予想していたからさほど驚かなかったけれど、公言されて、今後の展開が楽しみになった。

●真似したい点
・キャラ設定
・ドキドキの散りばめ方
・背景の綺麗さ

●う〜んな点
・ハッピー度合い
→推しの服部くんのハッピー度合いがもっと欲しかった

●最後に
最近のコナンの映画らしいといえばらしいのだけど…それは無理でしょ…というありえないシーンかま今回はちょっと多過ぎた。
推しがたくさん出ていたのに途中で冷めてしまうなんて…。
前回はそういうシーンもキャラの行動の面白さでチャラになった部分があるけれど、今回はハッピーエンド度合いが私は物足りず、新一とキッドの関係性の驚きで誤魔化された感が…。

前回も言ったが、コナン映画に何を求めて観ているかによって評価は変わると思っている。
私はキャラクターが好きだから、その人らしい行動やそのキャラにとって良い変化があると嬉しいし楽しいと感じる。
しかし今回は推しの平次くんがあまりに不憫で…残念感が勝った。

今後の漫画・アニメへの期待値は高まったけれど、それ故に映画単体としては…という印象。
早く推しの平次くんと一葉をくっつけてあげて!笑

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