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ひみつのしつもん

言葉の聞き間違いやふと不思議に思ったことで、
無限に想像が広がることがある。

言葉の言い回しで畳み掛けるように、
軽妙だが、進んでいるようで進んでいない世界を展開する森見登美彦大先生。

そして、発見してしまった岸本佐知子大先生。

先生の出版したエッセイ本、ひみつのしつもんを読了。
本業は、翻訳家だしと緊張した面持ちでページをめくるとそこには・・・。

私の大好きな世界が繰り広げられていた。

目の前のやらなければいけないことから脱げだすために
空想の世界に思い耽ったり、少しも家から出ないけど
想像の世界では世界の裏側へと繋がっていたり。

先生の空想世界の世界観がすごい。
完全に映画インセプションの世界だ。
現実だと思ったたら、実は夢で、夢だと思ったら現実で
夢か現実か分からなくなるほど。

このままの方向、それがどこを指すのか定かではないが、を
進むことを後押ししてくれたような気がする。

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