この１年、ほんとうに苦しかった。
前回の日記のあと、私は自分をかなり追い詰めてしまい、
心療内科に行き、適応障害と診断された。

そして休職。

一回は復帰したものの、休職前と変わらない仕事内容で、
部署異動もさせてもらえず、
会社も精神的な症状への理解が乏しく、
最後には怒りをパワーにかえて転職した！

今はたまに苦しくなることもあるけど、
どん底だったときの絶望感はない。

あの絶望の状態を私は一生忘れない。

そして人に優しくしていきたい。

絶望の淵にいて毎日訳の分からない情緒だったときも
ずっと普通に接して支えてくれた彼には感謝してもしきれない。

あのときは、なんていうか…
美しいものを見ても悲しく、どうして私は生きているんだろう
とばかり考えていた。

今考えると本当に正常ではない精神状態。

前職は一人ひとりの裁量と責任が大きく、
また私はHSP気質がある（当時は気づいていなかった）
ので仕事との相性が悪かった。

でも「私はどうして出来ないんだろう、私が悪いんだ」という考えに支配されていた。

だから今はチームで何かをやる、というスタイルの職場に転職した。
これはこれでまたちがった難しさはあるけど、
仕事でのストレスはほとんど無い。
生き生き、伸び伸びとやらせてもらっている。

今わたしは、幸せだ。

でも精神的に参っている時はそんな分析も不可能だった。

休んで、少し回復して、信頼できる家族や彼に意見をもらって、
ようやく転職に踏み切ることができた。

もし似た境遇の人がいたら、
決断出来ない自分を責めないでほしいし
とにかく回復に努めてほしい。

人生はとっても長いから、少し立ち止まっても全く問題ない。