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(いまごろですが)通販開始しました
以前よりnote上でサンプル公開しておりました「Nostalgia」ですが、BOOTHにて通販を行っております。
Twitterなどでは宣伝していたのですが、noteでは失念しておりました、申し訳ありません💦
おかげさまで残り20冊くらいなので、通販ご検討されている方はお早めにです。
Nostalgia 1 | みなそこ https://minasoko-tuka.booth.pm/item
11/24の東京文学フリマに参加します。
というわけで、11/24の文フリのサークルスペースが出ましたのでご報告です。
サークル名:みなそこ
スペースナンバー:ケ-52
新刊1種、商業2冊を持って行きますので、お気軽に遊びに来てくださいませ~
と、いうわけでいままで何の文言もつけずにUPしてきた「Nostalgia」ですが、これが新刊になる予定です。
ページ数などはまだ未定なのですが、表紙が届きましたのでお裾分けなど。
イラス
Nostalgia 第二章・1
第二章
一
新しい服と靴が出来上がったのは、採寸から丁度一週間後のことだった。靴を待つ間、メアリは家から一歩も出ないままに十二月を迎える。
一週間家に籠もりきりだった割に、退屈は一切なかった。教授の家にはひっきりなしに来客があったからだ。
教授を尋ねてくる人間は学者仲間かと思いきや、実際は軍人や警官が殆どだった。教授は軍は勿論、警察にも協力しているのだそうだ。彼等は難しい暗号の解読