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編集者とアーティストの関係/一日一微発見044

2017年12月23日・盛岡にて

昨日から盛岡に来ている。

僕が企画プロデュースにかかわった「篠山紀信展 写真力」が岩手県立美術館ではじまり、そのオープニングとトーク。ここで29館目、入場者数は累計90万人以上の前人未到のものになっていた。


僕はアーティストに「お仕えする」編集者。利用もしないし、提灯持ちにもならない。
しかし、これは結構難しいこと。


主役はアーティストだが、編集者が作らなければならない信頼というのは、「いい人」とか、ただ「真面目」「気が利いている」「金にきれい」というのだけではだめだと思う。
世の中や時代の空気に敏感で、ヴィジョンがえがけなければならないと思うのだ。

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編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイデア、日々起きていることなどをその都度書いていきます。 ここでの文章はハウトゥにはならないと思いますが、知性や感性を刺激したい人に読んでもらったらいいかなと思います。 僕は、人は、大きな出会いがやってきて変わるというより、微妙なものに気がついてだんだん変わることのほうが「可能性」が高いと思う。「微発見」。 それには、訓練が必要で、この「一日一微発見」も、僕の訓練法のひとつです。

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15…

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