チキン南蛮を初めて作りました。
正直、もっと手間がかかると勝手にハードルを上げていました。
作り方をなんとなくしか知らない、というだけで、脳みそでは未知なるものという区分けがされていたのだと思います。
インターネット上にあるレシピをいくつか見て、自分なりに落とし込みます。私でもできそう。

まずは、この完成品を見てください。
これが本当に美味しかったんです。
自分で、自分のために初めて作ったチキン南蛮が！！

どうでしょう、結構美味しそうでしょう？（圧）
ここからはちょっと、こだわった点や、作ってみての感想をつらつらと書いていこうかと思います。

まずは、使う鶏肉をどうするかです。
私は、肉の中では胸肉が1番好きです。
中でも鶏胸肉は、低糖質高タンパク、さっぱりとしていて、万能なイメージ。
しかし、もも肉は美味しいし、なにより硬くなったりパサついたりしにくい。
迷った上で、私は胸肉を選択しました。パワー！
マヨネーズ、酒など、適当な調味料に30分以上漬け込むことにより、柔らかくジューシーな胸肉に仕上げることができました。魔法みたいです。
漬け込んでいる時間にタルタルソースの用意ができます。
ただただ待つ必要がないのも、せっかちクッキングの私にはよいです。

甘酢だれは、レシピを参考に、適当に作りました。目分量というやつです。
酢、ラカント（甘味料）、醤油を2：1：1くらいのバランスで混ぜました。
チキン南蛮は、タルタルソースよりも、甘酢だれの方が美味しさの鍵を握っているのかもしれないと思いました。それくらい主役でした。

そしてタルタルソース。
私は毎日ゆで卵をお弁当に入れているから、いかに綺麗にゆで卵を剥けるか、に重きを置いてい生きています。
なんならそれでその日の運気を占っています。
そんな私がゆで卵をフォークで潰す日が来るとは。バチがあたりそう。
そんなことを思いながら、ゆで卵を細かく潰しました。
そこに玉ねぎと、あまり聞かないけれどきゅうりのみじん切りも入れてみました。
これは、吉と出ました。
水っぽくならなくてよかった。
マヨネーズと胡椒、レモン汁を入れてさらに混ぜて完成です。
なんだ、簡単じゃないか〜と思ったので、これからは何にでもタルタルソースをかけます。（？）

贅沢に、オリーブオイルで揚げ焼きにしました。ひたひたになるくらいの油をフライパンに入れて、揚げ焼きにしていきます。
漬けておいた胸肉には、片栗粉をまぶしました。
小麦粉や米粉でも大丈夫だと思います。

そんなこんなで食べる時間です。
胸肉とは思えないほどの柔らかさとジューシーさを兼ね備えたチキン本体と、手作りならではの優しい味のタルタルソース。
そして適当に作ったのに味の決め手となってくれた甘酢だれ。
私は、幸せと共にそれを噛み締めました。
こうして、初めて作ったチキン南蛮は、大成功で幕を閉じたのでした。おしまい。