千瀬

しがない受験生

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JKだし人生振り返ってみる

0歳 緊急帝王切開により無事誕生 年中さん ファッションモデルとプリキュアの兼業を夢見る 年長さん 自分が可愛くも強くもないと気付く それでも逞く生きようと決意 小1 同級生に怯える お受験しなかったことを後悔する 小2 中学受験を志す 小3 隣の席の子に消しゴムを盗まれる 返してくれたが切断されていて凹む 小4 担任になぜか嫌われる 膀胱炎のせいでおしっこする度に激痛に襲われる 小5 一軍グループに嫌われて廊下で取り囲まれる 小6 ボス女子との和解に成功 第

    • 死んだつもりで生きてる

      小四の夏休み、私は風邪を引いて窒息したことがある。痰が喉に張り付いてしまい、一分ほど呼吸できなくなった。幸い大事には至らなかったし、今こうしてnoteを書けている訳だが、 私はもう死んでいる気がしてならないのだ。 何言ってんの?と思ったかもしれない。自分でも非論理的だとは分かっている。 しかし、あの時死と凄く近い場所にいたことで、 「生きている」というより、「死んだはずなのになぜか生きている」みたいな心地がするのだ。 死亡キャラクターの生存二次創作みたいな、、、 説明が下手

      • 卒アル処分の最適解

        写真を撮られるのが苦手だ。 カメラを向けられると、「誰が私の写真なんて見たがるんだよ」と考えてしまう。自分の存在を裏付けるデータを増やすのは、かなり憂鬱だ。 しかし、季節は春。 その時はどんどん迫ってきている。 卒業アルバムの個人撮影だ。 五月の中旬に撮影するらしい。嫌だ。 心底嫌だ。 同級生には、今の私の姿なんて記憶から消し去ってほしいのだ。 十年後くらいに再会したとしても、「この子どんな顔してたっけ、全然思い出せないや☆」 という感じになって頂きたいのだ。 卒アル

        • 令和JK、尾崎豊にハマる

          「顔面が超タイプだから」という浅はかな理由で尾崎豊を聴き始めて2年経つ。タイトル通り、彼の音楽にハマってはいるものの、賛同できない歌詞は多い。人のバイク勝手に乗るなよって思うし、窓ガラスが割れた教室なんてマジ勘弁だ。 しかし、それでも尾崎豊に惹かれてしまうのは、私の中に、尾崎豊的私が存在するからだろう。 彼の音楽を聴いていると、インチキだらけの世の中や、自分を理解してくれない大人への苛立ちなど、私も経験したことがある感情とよく出会う。これらの幼い感情は、自分の中に確かに存在

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        JKだし人生振り返ってみる

          元クラスメイトが日プ練習生になった話

          ✳︎その子の名前は伏せてあります。彼女が一般人に戻ると決意している場合、この記事が迷惑になる可能性があるからです。 去年の九月上旬、私たちは彼女の話で持ちきりになりました。数年前に転校した元同級生が、日プ練習生に選ばれたからです!(当方中高一貫校) 美しい心を持つ私たちは、彼女を純粋な応援しました。 残念ながらデビューには至れませんでしたが、 ダンスや表情管理を褒めるコメントを沢山見かけました。自分のことのように嬉しかったです。 彼女とは中一の時にクラスが一緒だったので

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          大人になったらやってみたいこと

          あと一年足らずで18歳になるので、 大人になったらやりたいことを考えてみました! 1 自分のお金で海外旅行 2 深夜徘徊 3 祖父母の田舎に帰省した際に、親戚の小学生の前で「東京から来た謎のお姉さん」をこなす 4 酒の飲み過ぎで吐いてみる 5 タバコ吸ってむせてみる 6 「もう歳だから•••」って言う 7 ドヤ顔で選挙に行く 8 競馬やってみる 9 ろくでもない彼氏がいる友達と「だから別れた方がいいって〜」「でも好きだし…」みたいな会話をする 10 ダーツで遊んでみる 11

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          月と文学

          きらめく星々に比べて、月はどこか物悲しい。 その繊細さ故か文学作品にはよく月が登場する。 私が特に好きなのは、村上春樹の『イエスタデイ』という小説に出てくる「氷の月」の話だ。 主人公は友人(アキくん)に頼まれて、彼の恋人とデートする。その際彼女は、夢に現れるという「氷の月」の話をする。 「私は同じ夢をよく見るの。私とアキくんは船に乗っている。長い航海をする大きな船。私たちは二人だけで小さな船室にいて、それは夜遅くで、丸い窓の外には満月が見えるの。でもその月は透明なきれいな氷

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          太宰治『葉桜と魔笛』

          「桜が散って、このように葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します」 主人公の老婦人はそう語る。 三十五年前、二十歳の主人公は、病弱な十八歳の妹と、厳格な父の三人で暮らしていた。妹は腎臓結核を患っていて、医者からも「百日以内」と言われていた。 ある日、主人公が妹の箪笥を整理していると、 M.Tという男からの30通ほどの手紙を見つけた。差出人には色々な女性の、それも妹の友人の名前が書かれていたため、妹が男と文通していたことに、主人公も父親も気づかなかったのだ。 最初は楽しい気

          太宰治『葉桜と魔笛』

          女子校に通っていて思うこと

          ①理系に強くなる(多分) うちの学校の生徒は、ある理系の大会によく出場しています。その動画を観ていて思ったのですが、参加者男子ばっかりなんですね。女子人口過疎ってました。女子校はジェンダーバイアスがかかりにくいのでしょうか。理系に進学する子も多いです。 ②多様性の場 歴史オタクもいれば、女子同士で付き合っている人もいます。みんな普通に受け入れてますね。 それが女子校。 ③ムラ社会しんどい 規模が小さめの学校なので、同学年とはかなり密接な関係になります。 噂はあっというまに

          女子校に通っていて思うこと

          光の中の女の子になりたかった

          昔からずっといい子だった。 親の言うことを守り(喧嘩すらした事がない)、授業に支障が出ることは一切せず、テストではそれなりの点を取ってきた。 ポジティブに言えば「いい子」 別の言い方をするなら、 どこにでもいる普通の女の子だ。 この普通の女の子は、 他の普通の女の子たちと同じように、 画面の向こう側にいる特別な女の子に憧れた。 彼女はいつも輝いていた。 スポットライトに当たっていない時でも、 光の中にいるみたいだった。 光の中の女の子を見て、 陰の中でしか生きられない自

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          はじめまして、ちせと申します 思いつきでnoteを始めることにしました 日記感覚で気ままに更新していけたらなと 思っています 【プロフィール】 高校2年生 小説を読むのが好き INFJ #自己紹介

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