あなたの周りに愛する人の死に悲しみ、苦悩する人はいますか。

悲しみは健康的な感情です。涙で悲しみを表現することは悪いことではありません。
また、悲しみとは異なりますが、気持ちの落ち込みも、
しばしば辛い感情（通常、悲しみや怒り）を抑え込むことによって引き起こされます。

楽観的な姿勢とは、悲しみや怒りといった感情を否定するものではありません。
逆にそれらを受け入れて、適切な方法で表現することが、気持ちを楽にする最初の一歩となります。
そして、それはストレスを減らし、あなた自身を守ってくれます。

だから、友達や家族が「気を取り直して」、「元気出して」とあなたにアドバイスしてきても、
聞く必要はありません。大きな喪失感の後の深い悲しみは当然のことです。

あなたを心配する人にとって、聞く耳をもたれないことは辛く厳しいことかもしれませんが、
結局は、最善のことなのです。

最後に、あなたの悲しみについて、理解してくれそうな人に話してください。

ただあなたの話を聴いてくれるか、自由に話をさせてくれるか尋ねてみてください。
もし必要であれば、悲しみや喪失感を専門とするカウンセラーを探してみるのもよいでしょう。
何よりもまず、自分自身に対して我慢強くあることです。

ルー・タイス