見出し画像

半年で社内賞獲得、圧倒的成長を実感!元外資コンサルタントの成長の転機とは

大手外資系コンサルティングファームで業務プロセス改善やDX、品質改善案件などに携わっていた藤澤。転機が訪れてイグニション・ポイントへ転職、入社半年足らずで社内新人賞を受賞し、シニアコンサルタントとして目覚ましく成長し続ける藤澤が、転職の経緯や働く魅力について語ります。


周りの環境に恵まれながらも「違和感」が大きくなっていた

もしあの時、転職していなかったとしても、きっと日々は充実していたと思います。でも、ここ1年間で経験できたプロジェクトや変更してきた環境などをすべて振り返った今、挑戦した価値はあったと断言できます。
 
さかのぼること1年ほど、当時は外資系コンサルティングファームで業務プロセス改善などのプロジェクトに従事していました。周囲の環境や人々に恵まれ、コンサルタントとしてだけではなく、人としても成長を感じていました。

しかし、「このままで本当に良いのだろうか」という疑問が漠然と残っていました。
 
自分の人生のテーマ(後々のゆたかな人生)は「好奇心のままに挑戦する」ことであり、このテーマに紐づく新卒のころから掲げてきたキャリアビジョンは「人や組織の可能性を最大化して社会に貢献する」ことでした。

前職でもコンサルタントとして働き、一定の充実感は感じていましたが、人生のテーマやキャリアビジョンと向き合ったときに、心のどこかに違和感を覚えていました。

違和感の正体は、プロジェクト内容と組織の規模にありました。プロセス改善やサービス改善といったプロジェクトの重要性は理解しつつも、「もっと別のアプローチから組織の可能性を最大化することができるのではないか」「組織の規模も大きく、主体的に組織活動に参加したとしても貢献の幅が狭くなってしまうのではないか」と思ったことも大きかったです。
 
この違和感を解消するために環境を変え、挑戦したいと思ったタイミングで、イグニション・ポイントに出会いました。
入社して感じたのは、新規事業や戦略など、企業や組織の新たな挑戦をサポートする案件が多く、また2022年時点で7年目の組織として組織に対する貢献が可能な範囲が広いこと。
そして、コンサルティング企業や事業会社から集まった多様なバックボーンを持つ人々がいて、アットホームな環境があることでした。どのメンバーもコミュニケーション能力が高く、業務を進行する上でとくに困難を感じることがなかったのはとてもよかったです。

違和感は解消されたが、試行錯誤を繰り返す時間

入社したてのころ、初めて経験したのが提案活動でした。企業の課題と解決策に対してコンサルタントとして仮説を立てクライアントに提案し、プロジェクトを立ち上げる活動のことです。「戦略ストーリー・事業の世界観を描いてみてよ」と伝えられた瞬間、緊張と同時にワクワクする気持ちがあふれました。その一方で、これまでの経験とはまったく違う活動に取り組むことに難易度の高さを感じました。
 
提案活動を経て、上司と共に立ち上げた新規事業プロジェクトに参画した時、壁に直面しました。これまで経験してきたプロジェクトは既存事業や組織の状況から課題を見つけ、それを改善することが主な目的でした。

しかし、新規事業立案は既存商品や組織の情報はない状況からスタートするため、今まで経験してきたプロジェクトの進め方は通用しなかったんです。
 
ぶつかった壁の3つの要素は、次の3つでした。
①新規事業立案のプロセスや関連する事業領域の知識
②新規事業に必要な顧客視点
③クライアントとのコミュニケーション方法
 
これらを克服するために私がとった行動がこちら。
 
まず①の知識不足は、書籍や文献を読む、また知識を持つ人にヒアリングを行うことで補うことができました。新規事業に関する書籍は10冊以上読んだ上で、プロジェクトに参画しました。

一方、②の顧客視点は、自分がお金を払う立場になったときに何を求めるのかを深く考えることを日常生活でも考えることで習慣化しました。顕在化している事象を捉えた上で、顕在化していないけれど、潜在的に抱えている課題やニーズは何かと問い続けることを意識しました。それには感情も加え、思考だけでなく直感で感じることも大切にしました。
 
そして③クライアントとのコミュニケーションについては、今までは要件定義や業務改革など、実施すべき事項が具体的であったのに対し、新規事業はテーマが抽象的で流動性が高いために明確な方針を示すことは困難でした。
当時上司から「流動性が高いことは受け入れて、議論が二転三転しても、クライアントに寄り添いながら、コンサルタントとして伝えるべきことを伝え、アウトプットを出す」というアドバイスをもらいました。その言葉は今でも胸に深く刻まれています。
 
上司の言葉を胸に、クライアントの期待を超えるために可能な行動を考え、スピード感を持って業務に取り組みました。

具体的な行動の一例としては、ビジネスを本格展開する前の小規模でのPoC(Proof of Concept:概念実証)を実施するためのベンダー選定があります。

国内外問わず10社以上にコンタクトを取り、1週間でクライアントのリスクを最小化するベンダーを選定し、実行に移しました。このようなクライアントに寄り添った行動が、クライアントからの信頼を勝ち取り、PoCの実現につながりました。

試行錯誤の時を振り返り、今につながっていること

▲入社一年目 シニアコンサルタントの一日

クライアントからの信頼を獲得し、PoCまでの実現、そして社内メンバーからの評価により、入社して半年未満でNew Ignite賞(四半期ごとに発表される新入社員を対象にした社内賞)を受賞することができました。受賞当時に抱いた印象深いエピソードがあります。

まず1つめは、新規事業立案の魅力です。

入社する時の目的の1つであった企業の新たな挑戦をサポートすることは達成できていることに対してやりがいを感じ、モチベーションを高く保てています。とくに、私がサポートしたプロジェクトが具体的な成果として残ることは、その魅力の一部です。

新規事業はテーマの抽象度が高く、正解が見えずに模索する難しさを日々感じていますが、それでも知的好奇心を持って楽しむことの大切さを改めて認識しました。

2つめは、組織に属する人々の良さです。

プロジェクト内では、フィードバックを求めればすぐに対応してくれ、作業量も各自の負担を考慮してくれます。

自分自身のコンサルタント像を持っている人が多く、尊敬しながら働くことも好印象となっています。プロジェクト外でもコミュニケーションを活発に取ってくれ、ストレスが少ない環境で働くことができています。

 3つめは、ゼミ活動です。

イグニション・ポイントには、自主的なゼミ活動や全社研修が豊富にあり、スキルを伸ばしたいと思ったときに学習できる成長支援制度があります。

ゼミ活動は、主体性のあるメンバーが発起人として運営している自主的な組織ですが、参画していたゼミは過去事例をもとに課題やニーズのヒアリング方法やアイディエーションの方法などの新規事業立案の流れを学び、アウトプットする場でした。

過去事例を参考にすることで、書籍では得られない現場感や課題の乗り越え方などを吸収することができ、プロジェクトワークへ活用ができました。

大切なのは、今までの経験を昇華し、実績を残すこと

▲「コーチング」との出会いがあった学生時代のキャリア支援NPOでの活動

コンサルティングの内容や環境が大きく変化した1年前から現在までのさまざまな経験を経て、これから進むキャリアを次のように考えています。

キーワードとしては「実績を残すこと」。クライアントが望む結果を実現するために動き、クライアントのために価値提供をする、個のコンサルタントとしてクライアントから信頼を持続的に得られる状態にしたいと思っています。
幸いにも、新規事業立案のプロジェクトに継続的に参画できて、目に見える実績を残すための機会は充分にあります。クライアントの期待に応えつつ、コンサルタントとして必要なメッセージを素直に伝えることを意識して今後も活動していきます。

さらに、転職する時の2つめの挑戦であった「組織に貢献すること」についても、複数の範囲で実績を残していきたいと思っています。

新規事業に関する社内の知識を収集しアウトプットすることや生成AIを用いてコンサルティング業務の効率を向上するなど、好奇心のままに社内に対する貢献に挑戦していきたいですね。

また、社会人1年目から継続している副業のコーチングで得た知識・経験をもとに社内のマインド研修を企画するなど、組織への貢献を幅広く実施していこうと思っています。

これらの活動も挑戦したいという気持ちをマネージャーの方々に正直に伝えた際に、一緒に計画し、実行をサポートしてくれる方々が周りに多いことにとても感謝しています。挑戦はひとりだけでは難しいこともあり、周囲のメンバーと共に前に進めることが私のやりがいとなっています。

 もしあの時、転職の選択をしていなかったとしても、きっと充実した日々を過ごしていただろうと思います。しかし、挑戦したからこそ得られたプロジェクト経験や社内環境の居心地の良さがあります。

自分の「ゆたかな人生」は「好奇心のままに挑戦する」ことです。働く環境や共に働く人はとても良く、離れたくない場所であっても、好奇心のままに挑戦ができないことは、自分の中の違和感を年々大きくしていきました。

ですから、「ゆたかな人生」を考えた時にもし違和感があれば、その違和感が大きくなる前に一歩を踏み出すことが大切だと心から感じています。

もしも、私と同じような違和感を持っていらっしゃる方がいれば、私がこれまで歩んできたキャリアストーリーが挑戦に向けての後押しになるとうれしいです。

※経営人材を社内公募するCXOチャレンジ制度に選出された新卒2年目の女性社員と、大手外資系ファームから転職した社員(藤澤)の対談記事(若手プロフェッショナルのキャリア支援サイト「Liiga」にて掲載)はこちらから


〈Profile〉
コンサルティング事業本部 ストラテジーユニット シニアコンサルタント 藤澤
早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業し、外資系コンサルティングファームを経て現職。業務プロセス改善やデジタルトランスフォーメーション、品質改善案件をクライアントとともに伴走支援した経験や、新規事業の構想から実現に向けたPoCを支援した経験など多数の実績を持つ。

※ 記載内容は2023年9月時点のものです



Join Our Team!
イグニション・ポイントでは、急成長フェーズに参画いただける仲間を募集しています!少しでもご興味をお持ちいただけたら、ぜひご応募ください。

▼今回ご紹介した職種

▼採用HPで詳細を知る

▼キャリア登録
※ご登録いただいた方には、新たな採用ポジションやイベント等の最新情報をいち早くお届けします。

LinkedinX(旧twitter)facebookのフォローも大歓迎です!

この記事が参加している募集

転職してよかったこと

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!

イグニション・ポイントにメディア取材ご希望の方は以下よりご連絡ください。 ご利用環境により、以下ボタンが反応しない場合は、 <info@ignitionpoint-inc.com>をご利用ください。