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今更ながら…

今日、「花束みたいな恋をした」を観た。

僕の周りにいる映画を観た人は口を揃えて「元カノ、元カレを思い出して辛くなる」といっていたが、あまり僕はそう思わなかった。

正確にいうと元カノは思い出したが、辛くはならなかったのである。

この映画に対して賛否両論あると思うが、僕は

恋愛に答えはなくて、当事者達が正解かどうかを決めればいいのだとドライだが、そう感じた。

そんな僕はというと、映画を観て、愛ってなんだ?と分からなくなった部分はある。

生まれも育ちも違う2人。

考えていること、想っていることが全く一緒だというならそれはまさしく運命だが、そんなことは滅多に起こるわけはなく、というか起こらない。

相手の自分と異なる部分が「個性」

僕はこれまで自分と似ている部分で人を好きになっていると思っていたが、映画をこの作品を観たことで

「自分にないものを持っている人に惹かれる」

という答えが導き出せた。正解かどうか分からないけど、きっと合ってる。


この作品の良かった点は自分の思い出に置き換えて楽しめるシーンがあったことだと思っている。

例を挙げると、作中で何曲か出てきた音楽

自分の当時好きだった音楽に置き換えて僕も昔を振り返った。

・ドライブをしながら聴いた曲
・ライブ会場で聞いたあの曲
・一人で聞いたあの曲
・別れた後に聞いたあの曲

どれも思い出と一緒にある。

どれも色褪せることなく、綺麗な部分だけ切り取ってしまってある。

その綺麗な部分だけ切り取っていたいんだと思う。

これからいろんなことがあってもこの思い出は消えることはないだろう。


総評すると、僕はこの作品はとてもいい作品だったと思う。

これまでの自分を振り返るきっかけになったり、今自分が置かれている状況が過去と比べてどうなのか、という視点を持つきっかけになると思う。

もしこれを読んだ人で感想を教えてくれる人がいればこの投稿のコメントに書いてくれたら嬉しいです。


最後まで読んでくれてありがとうございました。

また読んでください!





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