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あたまがさんかく プチ鬱になる。

今日は体調か崩れつつ、あった。かなり危険ではあったのだが、なんとか、横になることで、崩れるのを防いだ。朝から調子が悪かったわけではないが、起きてからだいた2時間後くらいに、だんだん頭痛がしてきて、その後に、プチ鬱がやってきた。プチ鬱は、鬱ほどひどいものではないが、まあ、メンタリティ的には「ほぼ鬱」みたいなもので、具合が悪くなるのだが、僕はこれをプチ鬱と呼んでいる。今日はプチ鬱だった。偏頭痛を感じてから、すぐさま低気圧アプリを開いたのだが、低気圧への注意喚起はなかったが、曇りが出ていたので、きっと低気圧だと思う。プチ鬱が出た時は、とにかく横になる。横になっているうちに、プチ鬱という名のプチ嵐が過ぎ去るのを待つ。いつもだったら、横になりながら、自己否定している自分に気がつくのだけど、今回は不思議なことに、自己否定はなかった。いつもは、どこからともなく自己否定がやってきて、自己否定をしている自己を否定する自己否定が始まって、またそれを自己否定するという、自己否定ループが始まるのだけど、フジ義なことに、今回はそれがなかった。ただ単に熱にうなされて、具合が悪いなあー、って寝ている時と、同じような、そんな感じだった。そして僕は横になりながら、無機物に他責をすることにした。例えばクーラーだ。夜も暑すぎて、クーラーをかけないと、命の危険すらある。だから、クーラーをかけて寝ているのだけど、僕の寝ている場所は物理的にクーラが直当たりする。これはもう仕方がないことなのだけど、風向きを最大限上向きにしても、どうしても冷風が当たる。なんだか今日はそれで体調を崩した気がする。そうだ。そういうことにしよう。ブランケットにくるまっていても、冷風はブランケットを突き抜けて直当たりしてくる。それがだるさの原因だ。今回のプチ鬱の原因だ。そうだ。そういうことにしよう。と、僕は無機物に他責化することに成功する。そして、横になって、寝た。そして、昼に起きて、素麺にキムチを入れたものを食し、なんだか夏っぽいなあ、というか、夏だなあ、と思いながら、過ごしていた。ごま油もかけてみた。香ばしかった。それでも僕はやっぱり体調が戻ってこなくて、午後も横になった。なんだか変な夢を見た気がする。夢と現実が入り混じって、螺旋状になって、マーブルになっていくようで、なんだか目の前がチカチカしているようで、それを掴みたくても、掴めなかったりしていた。2〜3時間ほど寝て、僕は回復していることに気がついた。やっぱりクーラーのせいだったんだな、と僕は無機物に他責化した。この無機物に他責化するということが重要だ。有機物に他責してはいけない。自分とか、もちろん他人とか。有機物に他責化すると、途端に胸の中心部に、穴が開くので、そこから鬱が流れ込んでいるので、絶対に他責化してはならない。鬱は目に見えないようで、見える。体にまとわりついて、粘着質で、肌に引っ付いたまま離さない。それが体を覆い尽くす。それは有機物への他責化が原因で、それは有機物への他責化の原因にもなる。だから、有機物への他責化は避けなければならない。午後も横になって寝て、そして僕はこの文を書いている。絵を一枚描いた。コーヒーを飲んだ。日差しは柔らかくなっているようだ。時間なので、ここでやめる。

今日のパステル画『17:38』

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