何にも仙人

死に損ないのイカレポンコツ爺ぃです。

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最近の記事

    • 共依存という呪縛

      「それは共依存だから、すぐにやめなさい!」とか言われたことありませんか? ああしちゃいかん、こうしちゃいかん、アレもコレもやめなさい!って言われたことありませんか? いったい何をどうしたらいいのかわからなくなっていませんか? 自己決定を誰かに委ねていませんか? すぐに、どうしたらいいですか?と聞いちゃったりしていませんか? いちいちコレは共依存なんじゃないかと、心配になったりしていませんか? 共依存という呪縛にとらわれていませんか? 極端なことに釣られていません

      • 好きのかたち

        好き……のかたち 例えば……… パン好きな人だからといって、パンならなんでもいいわけじゃなくて、それぞれ美味しいにこだわりを持っているよね。 まぁ、なんでもいい人もいるかもしれないけど、なんでもいい人はパン好きに入れてもらえないかもね(^_^;) 食べるのが好きな人もいれば作るのが好きな人もいれば語るのが好きな人もいて、好きもこだわりもいろいろなわけです。 さらに、好きってのと詳しいってのも必ずしも一致しないんだよね。 こういうのって、お酒でもコーヒーでもラーメン

        • 逆説

          たいていのことは逆説的考えや対応でうまくいく………(^_^;) しらんけど……(^_^;) 困らないで済むようになるためには、困りはてる悩みつくすんだよ、今困って悩んでいる人はそれでいいんだよ(^_^;) スッキリしたかったらモヤモヤしてたらいいよ、まぁ、スッキリなんかしないけどね(^^;) みんなスッキリしたがり過ぎだよ(^^;) 悩み事は減らそうとか無くそうとすると増えていくよ、悩み事の坩堝に身を置くとたいていのことはどうでもよくなるよ(^_^;) 思うようにう

          ちょっと強迫性障害について

          俳優の佐藤二朗さんが、自らが強迫性障害を患っていることを告白しました。 強迫性障害ってなかなかわかってもらえない大変な病気です(強迫性障害だけが大変なわけではありませんが) このわかってもらえなさも辛いところです。 強迫というのは、わかっちゃいるけどどうにもやめられないとまらない……ということです。 皆さん何となくはご存知だとは思いますが、強迫性障害の症状は強い不安や恐怖や焦燥感をともなう汚れているのではないかという汚染や、誰かや何かにひどいことを言ったりやってしまう

          ちょっと強迫性障害について

          自己認識

          自己認識って………、だいたい間違ってるよね(^_^;) つまり私たちは身の程を知らないのです(^_^;) 勘違いと思い込みで生きているのです(^_^;) ほらウィンドウに映ったお腹の出たおっさんが我が身だと知り驚愕したり……… 自分よりもちょっと小さめの人達が、実は自分とほぼ同じか、自分よりちょっと高めの身長だったり……… 真っ直ぐ立っているつもりが歪んでいたり……… やれるハズのことができなかったり……… ことごとく……なハズのことがはずれているのです(^_^

          いちおう臨床心理士ですけど何か?⑥

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ⑥ -探偵- ………て思っているところに、またまた事務局長から、ちょっといいかな? って呼び出され、今度はなんだろうとビクビクしながら行ってみると、そこには、あるお医者さんがいました。 「にしのくん、忙しいかね?」 「はい、忙しいです(キッパリ)!」 「そうか、それはよかった。 あのさ、また張り込みしてくれないかな?」 「えぇ〜、またですかぁ? また警察呼ばれたりしたら嫌ですよ!」 「あぁ、実はね、ちょっと

          いちおう臨床心理士ですけど何か?⑥

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          曽木公園の逆さもみじ

          曽木公園の逆さもみじ

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          いちおう臨床心理士ですけどなにか⑤

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ⑤ -取り立て- 捜索から戻ると事務局長と医事課長から、ちょっといいかな? と呼ばれ、えぇ〜、なんかやらかしたかなぁ? なにを怒られるのかなぁ? とドキドキしながら事務所へ行くと……… 「◯◯病棟に入院中の△って患者さんなんだけどさ……、入院費もお小遣いの立替えも未納がたまっていてさぁ……」 「はぁ……」 「電話では、すぐ払うだの、来月払うだの言うんだけど、全然なんだよね……」

          いちおう臨床心理士ですけどなにか⑤

          いちおう臨床心理士ですけどなにか④

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ④ -脱走、捜索、山狩り- 車にガソリン入れて洗車して病院に戻ると「ひとりいなくなったらしいから探しに行って」と言われ、再び車を出すことになりました。 いなくなったというのは無断離院といいまして、要するに閉鎖病棟入院中の患者さんが職員の目を盗み、ちょっとした隙をみて病院から逃げ出した(脱走した)ということです。 なにかあってはいけないので、警察に捜索願いを出し、家族のいる方は家族に連絡し、近隣を捜索するのです。

          いちおう臨床心理士ですけどなにか④

          いちおう臨床心理士ですけどなにか③

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ②-抑制、拘束編- 電話騒動が一段落すると、にしのくんケンカぁ〜という声が聞こえ、そちらに走っていくのです。 当時の精神病院は病室が全て畳でして、一室に結構ぎゅうぎゅう詰めに患者さんが押し込まれていましたので、ちょっとしたことですぐにケンカが勃発します。 しかも、幻聴や被害妄想などの症状を持つ方々がたくさんいて、なんというか話が通じないというか道理が通らないので、ケンカもおさまりがつかないし、いったんおさまっても

          いちおう臨床心理士ですけどなにか③

          いちおう臨床心理士ですけどなにか②

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ②-抑制、拘束編- 電話騒動が一段落すると、にしのくんケンカぁ〜という声が聞こえ、そちらに走っていくのです。 当時の精神病院は病室が全て畳でして、一室に結構ぎゅうぎゅう詰めに患者さんが押し込まれていましたので、ちょっとしたことですぐにケンカが勃発します。 しかも、幻聴や被害妄想などの症状を持つ方々がたくさんいて、なんというか話が通じないというか道理が通らないので、ケンカもおさまりがつかないし、いったんおさまっても

          いちおう臨床心理士ですけどなにか②

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?①

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?(昔々その昔のはなし) ①-電話- 長期入院している患者さんから「家族に電話して面会にくるように言って欲しい……」という要望があった。 当時の精神病院は病棟に公衆電話もなく、まず主治医に許可をもらい、そのうえで詰所(ナースステーション)の電話から病院交換を通して外線電話をかけ、終ると交換から料金のお知らせがあり、伝票処理のうえで預り金から電話代を精算する……という超面倒な手続きが必要だった。 主治医はいちいちめんどくさいので、その許可権

          いちおう臨床心理士ですけどなにか?①

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          今年のコスモス

          今年のコスモス

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          ヒト化計画………

          かつて何度か紹介してきましたが……、かつてのアレはヒト化計画だったのかもしれないなぁと思っているのです。 アレについて…… 何もわからないままなりゆきでやむなく精神病院に就職し、3年もつかな? と思ったし、漠然と3年いてダメ(何がダメなのか全くわかっていない、笑)なら辞めようと思っていました。 生まれて初めての精神病院の中はすごく怖かったのを覚えています(^_^;) ほとんどの入院患者さんは、長い間全く外に出たことがなく、狭い閉鎖病棟のなかで暮らしていたからです。

          ヒト化計画………