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戯れ言

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体当たり人生マニュアル

世の中には知らない事がたくさんある。

知らなくていい事もあるし、知りたくない事もあるし、経験でしか知れない事もある。

しかし、生活する上で知っといた方が良い事が山ほどあるのに必要な事を教えてもらえない、あるいは知ろうせずに大人になる場合も多い。

自ら疑問を持ち知らない事に気づける人ならさほど問題ないが、ボヤボヤ生きてる人間にはそもそも疑問を持つ概念がない。

つまり、問題にぶち当たるまで気付

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ふたりだけの世界Ⅱ

その日は彼の給料日だった

焼肉デートをする事になり駐車場に着いて彼がとった行動で初めて事の重大さに気づいた

トン、トン、トン

彼は人差し指でハンドルを三回叩いた

「え?何してんの」

笑いながら話かけると、彼はビクッとして

「しっ!!あぁダメだ......」

そう言って真剣な顔でハンドルを見つめてまたトントンし始めた

「ちょっと!冗談やめてよー!」

またら笑いながら、今度は彼の手を

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ふたりだけの世界

初めてちゃんと付き合った、五年続いた元彼は
働かないニートで生粋のダメ男だった

それと同時に男をとことんダメにするクズ女の話し。

派手髪を後ろでしばったTheチャンプロードみたいな男だ、初めはこんなに続くなんて思ってなかった

付き合った時、実は他に女がいる事を隠されていて
知らずに交際が始まった

半年経つまでその事実は知らなかった

何故か彼の家に上げてもらえず仕方なくごみ溜めみたいな私の

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可もなく不可もなく

ピッタリのキャッチコピーだと自負している。
「普通」に憧れて生きてきただけあって、この言葉は最上級の褒め言葉のように思えた

不可じゃないんだラッキー、的な。

前回「出来ることなら優劣のつく場所は避けたい」と書いたが、やむを得ない理由で私はそんな場所で細く長く......10年くらい過ごした

究極の優劣の世界、キャバクラ

今こんなナリで言うのも気恥しいが、その場所にいれば人間すぐに適応するも

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防衛の絆創膏

なんだろう、すごく胸がザワついてる。
ザラザラ口の中が苦くて平常心を保ってニッコリ笑って唾を飲み込むのがやっと

セミファイナルも終わりに近づいてきたので、そろそろ本音を漏らします。

少々暑苦しい自分語りになりますが、感情が揺さぶられる事が滅多にないので素直になれるチャンスは今しかないなと記録的なあれです

あいすくりーむとじょし、選ばれたかった気持ちと選ばれたかった悔しさで小林さんの選評を読み

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人の人生を笑うな

私は、自分を棚に上げ人を見下して嘲笑う人間が
心底嫌いである。

何様なんだろう、どうしてこの人は自信たっぷりに
人を蔑むのだろう、見下せる程のどんな素晴らしい
人間なんだろう

彼等の顔をじっと覗き込む。

私の地蔵の様な目線に耐えかねるのか、大抵は気味悪がって目を逸らす

その度に研究の機会を逃し、謎は解明されぬままだ。

それすら個であり、彼等には人を嘲笑う権利があるのだろうか......

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カメラ恐怖症

表に出ようと自ら手を挙げたのに、カメラが怖い。

中学時代、写真に写った笑顔がトラウマ級のブスで
以来写真で一切笑えなくなった、いかるきです。

学生でもなけりゃ普通に過ごしてたら自然体で写真に写る機会も特に無いので、安心して生きてきたわけです。

彼氏や友達と撮る時は、大体同じキメ顔。

「弾ける様な無邪気な自然体な笑顔」
で撮った写真がリアルに1枚もない、最強の笑顔
コンプレックスです。

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ミスID2020 カメラテスト

とてつもなく長い、ひとりごとです。準備する時間なんていくらでもあったのに。
大切な事を何でも後回しにしてしまう私は準備不足により何一つやりきった感を持てず不完全燃焼に終わりました。

気づいてしまいました......

カメラの前では心まで全部映ってしまう事に!!!

改めて、表現者全ての人に尊敬の念でいっぱいです。

武器も持たず戦場に立った私は、素晴らしい人々に
見守られながら自害しに行った様

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第2ステージ

私が10代の頃SNSと言えばmixiくらいの映画「SUNNY」ドンピシャ世代、ギャルブーム全盛期

今のふわふわ夢かわ♡な子達がタピオカ飲んで前髪薄くしてキラキラしてる様に
アルバを着てルーズソックスで日サロに通い、地べたに座って「ウチら最高」なんて言いながらイキっては仲間意識だけやたら強いそんな女の子でした。

何に関しても今より選択肢が少なく「皆と同じ」が周りに溶け込む手段で「個性がない」と思

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