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サッカーキリンチャレンジカップ日本代表VSウルグアイ代表

2023年3月24日に東京都の新国立競技場にて、
サッカーキリンチャレンジカップ『日本代表VSウルグアイ代表
の試合が行われました。

第2次森保ジャパン始動開始です。

1.両チームスタメン

【日本代表】
GK シュミット・ダニエル
DF 伊藤 洋輝、板倉 滉、瀬古 歩夢、菅原 由勢
MF 遠藤 航、守田 英正、堂安 律、鎌田 大地、三笘 薫
FW 浅野 拓磨

スタートのフォーメーションは4-2-3-1と今まで通り。
不動のレギュラー冨安選手が怪我で離脱、ベテランの吉田、長友、酒井、山根が抜けたことによりDF陣のスタメンが丸々変わるというところから第2次森保ジャパンが始まる。
板倉選手がDF陣のリーダーとして中心となり、瀬古選手、菅原選手、伊藤選手でDFラインを構成。

中盤はボランチにキャプテンの遠藤航選手と守田選手と盤石の2人。
右に堂安選手、真ん中に鎌田選手、左に三笘選手といよいよスタメンで観られる。
1トップの位置に浅野選手とカタールW杯で培った戦術をベースに試合をすることがわかった。

対するウルグアイは日本代表もそうだがよく欧州リーグシーズン真っ只中で呼べたなと思う選手ばかり。

【ウルグアイ代表】
GK セルヒオ・ロシェ(ナシオナル/ウルグアイ)
DF ジョバンニ・ゴンサレス(マジョルカ/スペイン)
     セバスティアン・コアテス(スポルティング/ポルトガル)
  サンティアゴ・ブエノ(ジローナ/スペイン)
  マティアス・オリベラ(ナポリ/イタリア)
MF  マヌエル・ウガルテ(スポルティング/ポルトガル)
  マティアス・ベシーノ(ラツィオ/イタリア)
  フェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリード/スペイン)
FW  ファクンド・ペリストリ(マンチェスター・U/イングランド)
     マキシ・ゴメス(トラブゾンスポル/トルコ)
        ディエゴ・ロッシ(フェネルバフチェ/トルコ)

注目選手はレアルマドリード所属のバルベルデ選手。
代表では新キャプテンとして統率を任される。
他には守田選手と同じチームのコアテス選手とウガンテ選手。
ウルグアイ代表も基本欧州組が多い。
スアレス、カバーニというチームの象徴だった2人のFW含めこちらも世代交代が必須なくらい年齢層が上がっていたのでどちらがゲームを支配するか。

2.ハイライト

得点シーンとしては、前半にウルグアイ代表バルベルデ選手が日本代表のミスからボールを拾いシュートを放つ、ゴールポストに当たり跳ね返ってきたこぼれ球にいち早く反応しヘディングで先制。

後半に交代出場した日本代表の伊東純也選手が菅原選手からのパスから右サイドから中にクロスを上げ、同じく途中交代の上田選手がニアにひきつけ空いたスペースに西村選手が走り込み同点を演出。

1-1の引き分けでした。

3.試合の印象

雨がかなり強く降っていた影響もありお互い100%のプレーは厳しかった印象。
それでも個でずば抜けた結果を出したバルベルデ選手はさすがでした。
やはりW杯ベスト16以上を狙うには個のレベルアップが必要と感じる。

またウルグアイ代表の守備の仕方が上手く、日本代表がパス出せない位置どりをしてボールをカットしたらショートカウンターで選手が走り出すというチームとしての決まり事がしっかりしている印象でした。

対する日本代表は、菅原選手、伊東選手、上田選手、西村選手はそれぞれ及第点に見えたが他が消極的でした。
三笘選手はドリブルは通用していたが、いい位置でボールがもらえないため下がりながらパスをもらいドリブルを仕掛ける為ゴールまでの距離が遠かった。

また浅野選手を入れるというなら縦パスで戦術を組むのが良いのになぜかDF陣は消極的なビルドアップしかしない。
鎌田選手は調子の波が激しすぎる、前半存在感が皆無だった。

ボランチ2人はどちらも守備タイプで攻撃のタスクを振る選手ではないから後半途中交代で入った田中碧選手が良かったので、田中碧選手の伸びか鎌田選手を1列下げるか、新たな選手の発掘に期待。
ここで遠藤保仁、ヤットさんが如何に偉大だったかわかる。
海外移籍した三竿選手、川辺選手、Jなら鹿島の佐野選手、川崎の橘田選手、広島の森島選手が欲しい。


伊藤選手に偽サイドバック的な役割をさせたとの情報はあったが、守田選手に伝わっていないのかポジションが被るなどでイライラしている感じに見えた。

伊藤選手の攻撃の持ち味は左足からのロングフィードなのでサイドバックではなくセンターバックで試してほしい。
長友選手みたいに攻撃的に上がるサイドバックではないので、動き方を教えていないから三笘選手にパス出さない伊藤選手が悪いというのは可哀想すぎる。

結局W杯前と変わらず、どう攻めたいのかが見えてこなかった。
W杯前から日本代表を見ていた方からすると予想通り、むしろよく引き分けたとのこと。
本当に誰も戦術を教えられる方が日本代表スタッフにいないのかなと。

YouTubeから戦術どうこう語るのと現場は違うんだよと戦術解説YouTuberにツッコミを入れる方もいますが、プロが素人に戦術に決まり事がないと指摘されているポイントを4年間改善できていないことが問題です。


さいごに

今回はW杯後初の試合でもあったため凱旋試合に近いのもあったが強豪ウルグアイと試合ができたのは大きな収穫。
世代交代真っ只中のDF陣もこの1試合だけでは判断しにくいがここから誰が食い込んでくるか。

攻撃陣はもっとできた感が否めない。
ポジションの位置どり次第だとは思うが誰か監督に教えてほしい。

消化不良な試合にはなりましたが6万人近い入場者数とのことなのでサッカー日本代表の人気が上がってきたのはよいこととポジティブにとらえる!

次回は3月28日の夜19時からヨドコウ桜スタジアムにて日本代表と何かとご縁のあるコロンビアと対戦です。
フルスタメンも見たいが、初召集組含めもっと出場時間を与えてほしいところです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。
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ではまた。

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