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2026年サッカーワールドカップの出場数の変更により日本サッカーの危機!今後どうなる?

おはようございます。
いつも読んでくださる方々、フォロー、スキしてくださる方々、ありがとうございます。

今回は自分が好きなサッカーについて語ります。

今年の11月にはカタールW杯が行われますが4年後の2026年からのW杯は色々と変わることがわかりました。

1.出場枠が32から48ヵ国へ

2026年のサッカーW杯、開催国はアメリカ、カナダ、メキシコと史上初の3か国開催となることが決定しています。

その開催に伴い、今までの出場数が32ヵ国から48ヵ国へと大幅に増えることまでは確定いたしました。

主な大陸での出場枠の増加数は
・欧州 13ヵ国→16ヵ国
・南米 4.5ヵ国→6.5ヵ国
・北中米 3.5ヵ国→6.5ヵ国
・アフリカ大陸 5ヵ国→9.5か国
・アジア 4.5ヵ国→8.5ヵ国
・オセアニア 0.5ヵ国→1.5ヵ国

過去にも何度か出場数の改定はございました。
直近ですと、1994年アメリカW杯までは24ヵ国だったところ1998年フランスW杯から32ヵ国に増えています。

またW杯でのグループリーグの組合せが今までの4ヵ国×8グループから3ヵ国×16グループになり、上位2チームが決勝トーナメント進出となります。
1試合少なくなったことで強豪国もうかつに星を落とせなくなり番狂わせがしやすくなっています。

2.増えることのメリット

増えることの最大のメリットは、初出場できる国が増えること。
特に枠が少なかった大陸の場合、プレーオフなどに回る必要があったが、その枠の上限が増えたのは大きい。

過去にオセアニア枠だったオーストラリアが、実力はあるのに枠の関係でW杯に出るために、大陸1位でもプレーオフを2回もしなければならず、1発勝負に泣かされる時代もありました。

出場機会を増やす為にアジア大陸予選に参加するようになったくらいですのでそのくらい枠がないというのは大変です。

出場枠が増えると出れそうで出られない国にとっては嬉しい限り。
初出場することで国全体の意識が大きく変わるのは、90年代の日本代表も味わっています。

また出場国が増えるとその国の経済も引っ張れるのでFIFA側としてもありがたいのです。
今回の増枠で一番恩恵を受けているのは欧州ではなく、4枠も増えているアジア。
中国、UAEなど出られそうでれない経済豊かな国をW杯に取り入れられる為だと予測できます。

3.価値と基準が下がる

ただ増えることがW杯を盛り上げるかどうかは別です。
出場枠が増えるということは予選の難易度が下がり、W杯そのものの価値が落ちやすくなる可能性があります。
今回までの枠がちょうど良かった感があるのは、北中米、南米と元々の参加国が少ない地域ですと、枠が増えると強豪国すらギリギリを争うのが良かったのに出られて当たり前という状態になる。

国が多いアフリカ大陸、オセアニア枠は増えるのは経済的にも良いとは思います。
欧州はプレーオフ制度があるくらい参加国が多いのですが、あえてそこまで増やさないのは公平さを保つのもあるがそれ以上に管理をしているFIFAが明らかにアジア枠を引っ張りたいのだと推測できる。

元々W杯に出場できるような力量がないのに出られるようになってしまうと、いざ本番の時に強豪国とあたり大差がつくというのは容易に想像できてしまう。 

4.益々日本サッカーを見なくなる

さて問題はアジア枠です。
4.5から8.5まで増えた為、アジア予選の内容も変わってきます。
1次予選、2次予選を勝ち上がった18チームが3つのグループに分かれ最終予選を行い、各グループ上位2位までが本選出場が確定。

残りの2.5枠を最終予選3位、4位となった6ヵ国が2つのグループに分かれそれぞれ1位が本選出場。
0.5枠はグループ2位同士で戦い勝利した国が大陸間プレーオフに回るという流れとなります。

このようになると最も良くない影響を受けるのは日本代表。
元々の4.5枠でも出場が一時期危ぶまれていたからこそ、最終予選は盛り上がるし競争が生まれる。

ですが3つのグループに分かれるとなると、FIFAランキングアジア上位に該当する国は最終予選では振り分けされる。

今年のカタールW杯最終予選みたいに、オーストラリア、サウジアラビアみたいな強豪と三つ巴みたいなことが基本なくなります。
他のアジアで同等の力を持っている国は韓国、イラン、カタールくらいなので日本と同じ組に入る国は1つだけになると予想。

そうなる事により予選で苦戦を強いられることはほぼなくなります(采配によって苦戦する事態にはなりましたが)
これでは代表自体が強くなりません。

なおかつ放映権料が高騰したことによりアウェイ戦が地上波で流れなくなったのもあり、本選出場を決めたオーストラリア戦は地上波で放映されないという事態も起きました。

今後は勝って当たり前な予選、放映権高騰の為地上波放送は無し、これでは益々ライト層が見なくなります。

代表に選ばれる選手たちもアジアでレベルアップが難しくなるので、より海外で活躍したほうが個人的にもよいとなりJリーグ人気にも影響がでます。

さいごに

出場枠が増え、昔はドル箱と言われた日本代表の試合放映も高騰な上儲からないとなるとテレビ局は積極的にならないのが予測できます。
果たして日本代表にとってただでさえ観客動員数が下落している中どう対策をするのかが見物です。

今のサッカー協会に期待するのは難しいところではございますが、サッカーを通して経済や活気が湧くことができるのがW杯!

W杯優勝のために何ができるかをしっかり練っていただきたいものです。
それでも自分は国の誇りであるサッカー日本代表を応援し続けます!

ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。






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