AdobeStock_ポジティブ_ネガティブ

超ネガティブに考えるから、超ポジティブになれる

僕は、よく人から「池田さんってポジティブっすよねー」と言われます。

でも僕、こう見えて、実はものすごいネガティブなんです。むかし不安症を患いましたし。そんな僕が、なぜ周りからはポジティブに見えるのか。

それは、何でもかんでも、超ネガティブに考えるから。

どういうことかと言うと、こういうことです。

・これやりたい!絶対こうなるはず!
・でも普通にやっても、たぶんうまくいかないよな
・少なくとも、AとBとCの要因で失敗する。失敗しないためには…
・Aはこうやって潰して
・Bはああやって潰して
・Cはこう回避して潰そう
・この3つを潰せば、いける気がする!
==
・(俺)これやりたいんだけど!
・(みんな)いいですけど、そんなに簡単に行かないんじゃないですか?
・(俺)ダイジョブダイジョブ!絶対成功するって!
・(みんな)ポジティブっすねぇ…(大丈夫かなこの人)

ぜんぶがぜんぶそうじゃないですけど、だいたいこんな思考回路で生きています。

とにかく不安症なんで、やりたいことが見つかったとき、まず最初に、最高にうまくいったときのゴールイメージを強く持ち、それから、そうなれないときの失敗要因を徹底的に洗い出します。

そして、その落とし穴にハマらないための思考実験を繰り返して、回避するイメージトレーニングを終了させて、実行に移る。それを結構なスピードでやるから、周りからは何も考えていないただのポジティブ馬鹿に見えるみたい。

でも、始める前に(思考の中ではあるけれど)すでに何周かしてるんです。だから、だいたいの質問には答えられるし、おおよその反論も打ち返すことができる。

不確実性が高いこのご時世、単なるポジティブ馬鹿でも十分貴重だけれど、最後にポジティブになるためのネガティブさんも、まあまあ貴重な存在だと思いながら、今日も頑張って生きています。

大事なのは、行動すること。行動までのスピードが早いこと。そして、失敗しても「やるだけやったんだから仕方がない。俺がやって駄目だったんだから、誰がやっても失敗したはず。しゃーないしゃーないナイストライ俺!」という自己肯定感とメンタル回復力。そこが担保されていれば、ポジだろうがネガだろうが、そんなことはどっちだっていい。

よく、「心は熱く、頭はクールに」って言うけれど、「ビジョンはポジティブに、プロセスはネガティブに」とも言えると思う。

ということで、今日も明るく楽しく元気の良いネガティブシンキングで頑張ってまいります。

※最近は、そのネガティブシンキングスパイラルアップローリングスペシャルも一巡したので、とにかくやってみようぜ的なポジ→ポジ思考になりつつあります笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?