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親子でやってみる食育!~田んぼに落ちてた稲からごはんを作るまで編~

みなさん、こんちは。長崎県壱岐島在住の柴さんです。

元公務員で、今は主にIT関係を仕事にしてます。実家は農家でもあり、お米づくり壱岐牛を育ててます(父が)

昨日、自家保有米(早期)の収穫があり、僕もお手伝い。かけ干しした稲を脱穀して籾にする作業。

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写真の青と白の機械はハーベスターって言います。稲の籾部分だけを集めて袋に入れてくれる機械(籾がなくなった稲はワラになります笑笑)

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ここの田んぼは小さな田んぼなので、7袋の収穫。(4袋しか映ってないのは、3袋をすぐ精米に持ってたから。2021新米が食べられる~♪)

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脱穀作業後の田んぼ。稲を干してた竹組も解体した後に、田んぼを見渡してみると脱穀されなかった稲がポツポツ落ちていました。


なんとなく「もったいないな~」と感じたので、次女と『ひろった稲でごはんを炊くまで』をやってみることに。

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落ちた稲を探す次女。

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田んぼに落ちてた稲も1本1本のひろい集めていくと、籾がたくさんついてるのがわかりますね。

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やり方は色々とあるみたいですが、今回は手作業で稲から籾を収穫。

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茶碗1杯分ぐらいの籾がとれました。


家に持ち帰って、ふるいで細かなゴミを落とします。

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籾と米を分離させるため、すり鉢に入れて、軟式ボールでゴリゴリします。


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ゴリゴリーー!!


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なんだかお米がつぶれそうですが、意外とお米って硬いみたいで、籾だけが少しずつとれていくんです。


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こんな感じで、籾をとる作業の後、ふるいでもみ殻をふるう作業を何度か繰り返します。口で「フー!」って吹くと軽い籾だけが飛んでいきます。


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まだまだ半分以上は籾。。。


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徐々に「米っぽく」なってきましたね。


テンションあがる⤴

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脱穀終了!


さらに胚芽や米ぬかをとるため、ビンに入れて、木の棒でつつきます。「精米」の作業ですね。

しかし、ちょうどいい木の棒がなかったので、さいばしを使いました。

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マネされる方は、瓶の口のサイズにあう木の棒をご準備ください。さいばしは細いので、作業が大変でした。。。

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こんな感じで、米ぬかが少しずつ取れていきました。


まだ、十分に精米できてない感じもしましたが、二人ともお腹が減ってしまったので、途中で精米作業終了。

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最初は茶碗1杯ぐらいの籾も半分ぐらいになった感じです。


0.5合を炊飯します。

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(水加減大丈夫かな、、、)

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「炊けたー!!!」


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「茶色っぽい!」

白米って感じじゃないのは、精米が短かったせいだと思います。玄米ご飯っぽい感じ。


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でも、玄米は白米と違って食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富だそうです。


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「うまーい!」


達成感という隠し味も加わって、次女と二人で叫んでました。今は白米やごはんの状態が「お米」ってイメージがありますが、稲から、お米、そして、ごはんにするまではけっこう大変なんだなと感じました。


次女が「米1粒には七人の神様がいるんだよ。」とも言ってたので、調べてみると、七福神ではないそう。


七人の神さまは、水、土、風、虫、雲、太陽、そして作る人だそうです。


水と土は、稲が良く育つ水田をつくるため。

風は、稲の受粉を行うため。

虫は、稲にやってくる害虫を食べるトンボや蜘蛛の虫のこと。

雲と太陽は、太陽の光と光を当てすぎないように。

そして、米作りをした作る人の苦労。


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田んぼが近くになくても、籾のお米を買ってきて、親子でやってみるのもいいとと思います。ぜひ食育の一環として休みにやってみてはどうでしょうか?楽しいですよー!


我が家はこちらを参考にしました!


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