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未来のビッグブラザーを生まないために知ってほしいこと

社会主義・資本主義の
それぞれの問題点について、
長々と書いてきました。

本当はもっとデータなどを
参照して説得力のある文を
書かなければならないところ

なのですが、
限られた時間で書ける文は、
こんなところでした。

端的に言えば、
社会主義でも資本主義でも
一方の思想に偏り過ぎると、

ビッグブラザーを生む、
という話です。

(ビッグブラザーは
 小説『1984』に登場する
 絶対的な権力者)

政府がビッグブラザーなら、
社会主義ですし、

資本家がビッグブラザーなら、
資本主義、

それだけの違いです。

ですから、われわれ市民は、
ビッグブラザーを
作らないためにも、

常に世の中の動きに
注視する必要があるんです。

ビッグブラザーは
あなたの思考を奪います。

ビッグブラザーは
あなたの言論を奪います。

そして、最後には、
我々はビッグブラザーのために
生きることになるのです。

そんな社会は嫌ですよね?

誰もそんな社会になることは
望んでいないのです。

ビッグブラザー以外は。

長々と書いてきましたが、
世の中に絶対的な「正義」
なんてものは存在しない

ということを
言いたかったのです。

何かにすがるのは、
とても楽ですが、

そこばかり頼りにしては、

やはり、
自分の頭で考えることも
行動することも
なくなってしまいます。

厳しい言い方になります、

それは果たして
「生きている」と言えるのか?

という状況もありえるんですよね。

政府でも民間でも
下にいる者が何も考えずに
ついていくと、

必ずおかしなことが起きます。

今の日本はまだマシな方ですが、

このままいくと、
日本は資本主義が行き過ぎて、

必ずビッグブラザーが
君臨することになるでしょう。

現実が恐いのは、
そのビッグブラザーの姿形が
見えないことです。

ヒトラーとか、
スターリンとか、
まだ姿形がある独裁者ならば、
わかりやすいのですが、

資本主義の場合は、
資本家がずる賢いので、
その姿を周到に隠します。

それが恐いところなんですよね。

気付かぬうちに、
征服されてしまうんですね。

そういう社会にならないためにも、
まずは、いろいろと実態を
知ることが大事だと思います。

どちらかの思想に偏るのは、
間違っていると
私自身は断言したいです。

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