Iku Y

コピーから長文まで色々と書きます。こちらは過去の制作物の記録、お客さまとの思い出を残す…

Iku Y

コピーから長文まで色々と書きます。こちらは過去の制作物の記録、お客さまとの思い出を残すためにつくりました。

最近の記事

  • 固定された記事

portfolio(2019-)

2019年以降の仕事の一部をまとめています(随時更新)。ご興味があるものをぜひ覗いてみてください。なお、ご挨拶はこちら、仕事以外はこちら、俳句はこちら。 --2023年-- ゆうけあ相手河 様(介護・採用サイト) →詳しくはこちらの記事に。 --2022年--松任鉄工所 様(旋盤加工) →詳しくはこちらの記事に。 --2021年--美川冷菓 様(牛乳宅配屋さん) →詳しくはこちらの記事に。 --2020年--もり酒店 様(町の酒屋さん) →詳しくはこちらの記事

    • 祝!MIKADZUKI MINI、グッドデザイン賞

      地元に良いニュースです!石川県白山市にある会社、イナバエンジニアさんのアウトドア用品ブランド「INAVANCE」から出ている、MIKADZUKI MINIが2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。さらにさらに、審査員個人が選ぶ「私の選んだ一品」にも選出いただきました!うわーい!うわーい! なぜこのグッドニュースを私が(まるで自分が受賞したかのように嬉々として)自分のnoteに書いているかというと。。。 一次審査を通過した時点で、「二次審査はブースを作って展示をせにゃなら

      • ゆうけあ相河様(採用サイト)

        はじめて取り組んだ業種、介護。そしてコーポレートではなく採用のウェブサイトを一つしっかりとつくってほしいというご依頼。今まで採用サイトを単体でつくり込もうとするお客様が身近にいなかったので、ダブルの意味で私にとってはちょっと珍しいタイプのお仕事でした。 うんうん。良いのができた気がする!(毎度の自画自賛) 介護という、今の日本では決して人気とは言えない職種の採用ページ。考えるほど難しいし、「こんなに素晴らしい仕事なんだぜ!」と”説得”したいわけでもないし。 悩んだ末、「介

        • 松任鉄工所様

          っっっしゃ!!!二度目の鉄工所案件!クライアントの業種でテンションを上げ下げするなって?わかってます、わかってますけど、やはりモノづくりの現場は、好きだ・・・!燻銀みたいな人々に会えそうなのも、ワクワクするじゃんね・・・(そしてそれは期待通りだったのである) 「松任」は、まっとう、と読みます。アクセントは「と」。 石川県には松任という地名もあるため、県内人なら誰でも読めるのですが、県外の方は少し読み方に迷うかもしれません。 松任鉄工所の場合、松任は地名ではなく苗字。松任一家

        • 固定された記事

        portfolio(2019-)

          アートとコピー、この得難い体験について。

          アートとコピー、半年以上にわたった受講が終わった。この記事では、私自身(コピー生枠で参加)が何を得られたか&何に苦労したかを挙げていこうと思う。次年度の受講を迷う方の参考になれば嬉しい。 先に、私が何者かというと(今更ではあるが) ・コピーライターと名乗ってはいるが、仕事の7割は「長文執筆」。残り3割がコピーとコンテンツ企画、場合によってはディレクション。 ・広告より広報・ブランディング領域。(むしろ広告は素人) ・代理店や制作会社に勤務した経験のない、「突然のフリーラン

          アートとコピー、この得難い体験について。

          突然すべてがつながった話と、やっぱハートだよねの話(アートとコピー、最終回手前の感想戦だい!)

          読む人によっては「今更何言ってんだ?」な記事になることを先に明言しておきます。 どちらかといえば、読者のためではなく、個人的な気づきを書き残しておこうという意図で書き始めます。 まず、前回の講義と今回の講義の間に、突然、カミナリが落ちるような「わ、か、っ、た・・・!」という瞬間が訪れました。 頭では薄々わかっていたことが、身体の中にズドンと落ちて、自分からも何かアウトプットを出せるようになったと、そういうことなんですが。 何がわかったかというと。 そもそも私は「アートと

          突然すべてがつながった話と、やっぱハートだよねの話(アートとコピー、最終回手前の感想戦だい!)

          美的センスのない私が、一生に一度でも傑作を作りたくて美大卒の知人に頼ってみた話

          あー、天才になりたい。 どうも、石川県のコピーライター、吉田です。 今年36歳になりました。 まったく同じ生年月日の有名人に厚切りジェイソンがいます。 IT企業の役員でありながらNHKで冠番組をいくつも持ち、最近じゃ投資の本もベストセラー。もはや同じ日に生まれたこと以外に何の共通点もございません。完敗。ああいう人を天才と呼ぶんですね。 私はテレビの前で彼の番組「Why!?プログラミング」を観ているだけ。もう人生の差がWhy、本業のコピーだって鳴かず飛ばずで今年も暑すぎる

          美的センスのない私が、一生に一度でも傑作を作りたくて美大卒の知人に頼ってみた話

          フィジビリティは動く。(第3回「アートとコピー」感想戦だい)

          はー、疲れてきた。めちゃくちゃ楽しいし面白いんだけど、常に考えていて疲れる。企画が仕事の人って夜ちゃんと眠れてます?こう、考えたり調べたりするのをやめられなくなっちゃって、不眠にならない?そんな壁にぶつかっている第三回。テーマは「いい企画書とは」でした。 ちょっとずつ増してくる手応え。 アートとコピーには、「どういう課題が出ているか等の具体的な話は外でしないでねっ」っていうルールがあったような気がするので、ボカそう。とにかく今回はペアを組んで企画書を作りまくった。 相方の

          フィジビリティは動く。(第3回「アートとコピー」感想戦だい)

          親切な読者という問題(「アートとコピー」第2回感想戦だ!)

          前回のヘッダーはピンクの薔薇。花言葉は「感謝」、アートとコピーという素晴らしい場を設けてくださったことへの感謝。今回は、白のマーガレット。花言葉は「信頼」。そう、信頼が大事なんだって! 信頼されるために。ということで書き始めようと思うんですが、いや、書きにくい。めっちゃ書きにくい。初回を終えて初コンビを組んで頑張って制作して出した課題を講評される機会がこの第二回だったわけだけど、私と相方の出した作品全然評価されてないんだもん。この状況でなんか書くのめっちゃ怖い。 ちょっと

          親切な読者という問題(「アートとコピー」第2回感想戦だ!)

          幸福に向かう意志、一歩目。(「アートとコピー」初回講義の感想)

          久しぶりに広告関連の研修講座を受講しています。宣伝会議主催の「アートとコピー」、メイン講師は電通の阿部広太郎さん。 「アートとコピー」がどういう内容の講座か、詳しくはこちらをご参照ください。リンク先のアドタイ記事自体、宣伝会議さんからご依頼を受けて私が書かせてもらっていて、直接の受講動機は「記事を書いているうちに自分が受けたくなってきてしまった」に尽きる。「アート生(=デザイナーやアートディレクター)とコピー生(=コピーライターやライター)が同じ人数で集い、各課題で一対一の

          幸福に向かう意志、一歩目。(「アートとコピー」初回講義の感想)

          美川冷菓様

          昔懐かしの牛乳宅配屋さん。子供の頃、おばあちゃんの家の宅配牛乳をよく飲みました。ひんやりとした厚口の硝子ビンで飲む牛乳は、いつもより甘くておいしくて。紙の蓋を開ける専用のピックみたいな道具もありましたね。とこんなふうにすぐノスタルジーに浸っちゃう。つまり私にとってこの牛乳宅配という文化は基本「昔のもの」で「だんだん廃れつつある」という認識だったんです。 ご依頼を受けていろいろ調べ、初めて「牛乳配達は全然斜陽産業じゃない」ということを知るのでした。むしろV字回復中(その辺のこ

          美川冷菓様

          バトンフラワー 様

          金沢市、新竪町商店街の角っこにある花屋さん。一見、花屋には見えないお洒落でスタイリッシュな外観です。 ご依頼はシンプルに、webの新規制作でした。お花屋さんというのは花の仕入れのチョイス、そして何よりブーケやアレンジメントのセンスで顧客からの指名を掴んでいくものですから、バトンフラワーさんの持つ花選びのセンスを引き立てるサイトにしていくのは大前提。さらに、ブーケやアレンジメントをつくる際にとても大切にしておられる「間」のようなもの(漫才で言ったら間合い、文章で言ったら行間、

          バトンフラワー 様

          鹿南精工様

          白山市の鹿島という地区で、金属加工を請負われている会社様。日本が誇る技術力の高い町工場です。依頼のお声がけを受け、元・工場勤務の私の血が騒ぎます。 「日本が誇る技術力の高い町工場」と書きましたが、せっかくwebを作るのだからそのイメージだけで終っちゃダメなんだよなーと思っていました。「真面目」で「技術力がある」という典型的な話に終始するなら新たにサイト作る意味ないぞと。(とはいえ本案件も「自社として初めてのweb」をご依頼いただいているので、どんなものでも作りさえすれば一定

          鹿南精工様

          もり酒店様

          大正期の創業以来、ずっと美川の町に美味しいお酒を提供してきた酒屋さん。個人宅への配達も含め、地元密着のお商売をなさっています。 既存のサイトは存在せず、自社として初めてのサイトを持ちたいというご依頼でした。 社長の森様は、お父様から社長業を引き継いで3年目。お父様の代の経営方針から転換を図り、「今までのもり酒店のイメージからの脱却」を目指して奮闘なさっていました。端的に言えば、大量仕入れ・大量販売から、より厳選した酒を仕入れ、それを求める人たちに丁寧にお売りする酒屋に生ま

          もり酒店様

          イロイロコハコ様

          2019年度上期にお手伝いさせていただいた本件。結果的に「第41回BtoB広告賞コーポレートサイトの部 銀賞」というおまけまでついてきました。 老舗の箱屋さんである尾崎紙器様は、元々自社のwebサイトをお持ちではおられませんでした。オーダーメイドの箱づくり事業である「イロイロコハコ」を立ち上げるにあたり、初めてのサイトをご依頼いただけたということで、こちらも気を引き締めて臨みます。しかし、コハコ様のInstagramを見て、「う、美しい・・・」と呆然。webなどのツールを持

          イロイロコハコ様

          美川タンパク様

          お仕事の話があった時、飛び上がるほど嬉しかったのを覚えています。なぜなら、常日頃から「この豆腐、やたら美味しい」と指名買いしていた豆腐の製造元さんだったから。推しと仕事する感覚です。 老舗の豆腐店ということで、既存のwebサイトも存在はしたのですが、年季が入ってきていること、そして「自分たちが言いたいことを言うだけのサイトではなく、より社会や顧客とのフックになるものを中心に据えたサイトにしていきたい」と、大まかにはそんなご要望でした。 で、工場を見学させてもらったり、取材

          美川タンパク様