転職で辛い思いしてる人へ、夢のある話しましょう

転職活動で苦労した人に何が一番キツかった?と聞くと、メンタルの安定を保つことが難しかったという意見が圧倒的な1位です。どんな状況であれ、不採用の通知には落ち込みますよね……。

かくいう私も、友人と起業した会社を退職してからの転職活動は3ヶ月間で440社へ応募して412社から書類選考落ちをしました。いやいや応募しすぎちゃう?!(落ちすぎちゃう?!)と思われることでしょう。だからこそわかったこと、ベンチャー企業や東証一部の企業で現場メンバーの採用をするようになってわかったこと、そういう豊富な視点から意見をいわせてもらいます。

ちなみに、私の1回目の転職活動時はコロナ渦で採用がかなり下火だった頃、2回目転職時に私が書いた当時の人気記事のリンクも下部に貼っておきますのでこのあと読んでみてください。

2020年の記事
初転職活動から3ヶ月。440社に応募して28社41回の面接をしてみて知ったこと。
 
2021年の記事
面接通過実績100%!8社-面接18連勝の転職面接リアル体験談!34歳以下はマーケターのように転職活動をすべき

まぁ上記は面接の話がメインなので、書類通過を乗り越えてから読んでも十分間に合いますのでご安心ください。

転職の不採用通知はしんどいけど落ち込まなくていい理由

転職活動に不採用はつきものです。よく転職エージェントさんは10社応募して1~2社書類通れば良い方ですよ、と言います。人によって8社通過する人もいれば、1社も通らない人がいます。でも、30~40代の大企業でバリバリ活躍する優秀な人でも書類で落ちることも普通にあるんです。だから、転職1~2回目のこの記事を読んでいる人が書類落ちするのなんて当たり前です。

だから、10社応募して何社落ちたとかは重要ではないです。どんな人と比べられた平均値かもわからない数字と自分を比べて落ち込む必要はありません。

プロ野球選手の大谷翔平さんのような伝説の人と高校生野球選手を一括りにして出した数値なんて意味ないです。あなたは今のあなたのステージで結果を出しましょう。だから書類選考で落ちてもそんなに気にしないでいいんです。

大谷翔平さんに勝てなくても今はいい、それは気にしなくて良い。でも、同じ高校生が相手だったら勝てる可能性はあるんじゃない?もっとこうやってたら勝てたんじゃない?

そのことにちゃんと気づいて、悪いところを直していけたら、不採用通知は本当の自分、なりたい自分に近づくためのいいお知らせになっていきます。

背伸びしない自分を鏡でちゃんと見てみる

自分のことはどうしても特別扱いしてしまいますよね。部長などマネジメント層と飲みに行った時に、ほぼ全員が言うので間違いまりませんが多くの会社員は「自己評価と他者評価が合わない」んです。

あなたが自分を素晴らしいスキルを持って、周りの人からも好かれている、そう思っていても、周りの人からの評価は想像以上にズレているものです。一緒に働いたことのある人の評価、一緒に働いたことはないけれど外から見たり噂を聞いたりして持っているイメージ、想像以上に違うのです。

自分の歪んだ鏡ではなく、他者の目から見えるあたなこそが本当の姿です。
受け入れ難いことや納得いかない評価であることもありますが、私の体感では自己評価の30%~50%くらい認めてもらえたら割と良いんじゃない?と思ってます。

あなたの自己分析や職務経歴書、面接で話していることは「この人自分のことちゃんとわかってないんじゃない?」「自己評価高すぎじゃない?」と思われてないか、そんな視点で見てみてもおもしろいですよ。

人格やスキルの評価はズレるけど、実績はズレない共通評価になる

転職でおすすめなのは数字で話すことです。数字で話す人は偉い人から好かれます。先ほど書いた通り、みなさん自己評価が高すぎる理由の1つに評価の軸が違うことが挙げられます。評価してもらうために必要なのは定性的なもの(頑張ったのに、いっぱい残業したのに)は通用しません。だって、それで給与が上がるなら言ったもん勝ち、誰でも評価されちゃいますもんね。

おすすめなのは自分が関わったことで生まれた成果を数字で出すことです。そして、数字にならない仕事に関してはどう言ったら評価者が「そりゃすごいわ、あなたがそれをやってくれて助かったわ」と言ってくれるかを考えましょう。

そうして私は上場企業へ転職しました

私は自分で起業した従業員5人の零細企業を卒業し、440社への転職応募を通しベンチャー企業へ入社、たった1年後には上場企業のマーケティングチームへ転職することができました。

私も最初は転職で落ち続けること412社・・・

長くつらい転職活動でした。メンタルは強い方ですが流石にこたえた時期もありました。
今の自分のステージには見合わない3つも4つも上のステージの会社にチャレンジしてしまいましたが、1つ2つステージを下げても良い。まずは今より1つでも上の希望が叶う会社に転職することができれば、次の転職では格段に希望の条件に楽に転職できるようになります。

私も無名のベンチャーを1年挟んだ経験があったことで、職務経歴書に書ける業務が増え大企業に転職することできました。(年収もベンチャー時代から比べると200万円増えました。)

転職は慣れないとつらくきついことも多いです。ちゃんと指導してくれる人は少ないです。エージェントは手間をかけずとも応募事務手続きだけしておけば転職してくれそうな人のお世話で忙しいので、私が少しでも転職ビギナーたちの助けになれれば幸いです。

数年記事更新をお休みしていましたが、最近上場企業でも頻繁に面接をする機会が増えてきたのでブログ更新を再開しました。
これからも毎週1記事更新して予定ですので、ぜひフォローして下さいませ。

次回は弊社からAmazonへ転職活動中で最終面接を控えている先輩の話を書きたいと思います。

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