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#11.English Vinglish (2012)【偏愛的映画のすゝめ】

右足の親指つけ根が歩く度にじんじんと痛む今日この頃。(大丈夫か??)

第11回は、中学生だった僕にドラマ映画の面白さを教えてくれたインド映画、『マダム・イン・ニューヨーク』です。
2012年、インド、134分。

初めてのニューヨーク、人生の輝きを取り戻す旅。少しの勇気が、私の世界を変えていくそれはきっと、あなたにも訪れる物語。ごく普通の主婦が、コンプレックスをはねのけ、ひとりの女性としての誇りと自信を取り戻していく様を、軽快に、かつ感動的に描く作品。

この作品を端的に表現すると、、、

幸せな気持ちになれる王道ドラマ


インド映画としては、ボリウッド要素控えめな作品となっています。その分ストーリーに没頭でき、純粋なドラマ映画として楽しめます。母として、女性として、ひとりの人間として悩みながらも新しい自分を切り拓く主人公の姿がとても印象的です。控えめとはいってもテーマ曲を始めとした音楽のノリの良さは健在です。また、"Vinglish"とはインド人が喋る"English"のことで、この題名も秀逸です。

残念ながら主演のシュリデヴィさんは2018年に急逝してしまいました。本作品では、シュリデヴィさんの年齢を感じさせない圧倒的な美貌も見どころのひとつです。

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