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rakugaki_135「美術展へ行こう!【大阪編】グランフロント大阪 北館ナレッジキャピタル」


グランフロント大阪 北館ナレッジキャピタル イベントラボ

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
この「ブーム」の期間には、「美術館」だけでなく美術展を開催している百貨店やギャラリー、本屋や特設会場などにも出かけています。
このブログでは、私の大好きな「美術展」の感想と共にアートの魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「グランフロント大阪」は大阪市北区大深町に2013年に開業しました。
北館 ナレッジキャピタル イベントラボではイベント企画を開催しています。
「グランフロント大阪」の企画展には1度訪れたことがあり、その時の美術鑑賞の感想ブログとなります。


●2016年12/1-2017年1/29「ルーブル美術館特別展 LOUVRE NO.9 漫画、9番目の芸術」

ルーブル美術館特別展 LOUVRE NO.9 漫画、9番目の芸術

本展覧会は森アーツセンターギャラリーで9月25日まで開催した後、巡回してきたものです。
グランフロント大阪北館ナレッジキャピタルイベントラボです。

1793年の開館以来、200年以上の長い歴史を持つルーヴル美術館が、「漫画」でルーヴル美術館を表現するという、かつて無い新たな試みとして「ルーヴル美術館BDプロジェクト」が立ち上がったそうです。
日本の「漫画」、アメリカの「コミックス」のように、フランス、ベルギーなどのフランス語圏には古くから独自に発展してきた「バンド・デシネ(BD)」という漫画文化があるそうです。
「バンド・デシネ(BD)」には、大衆的な作品がある一方で、まるで絵画のような複雑で技巧に富んだ作品も多く、子どもから大人まで幅広い年代の人たちに楽しまれているそうです。
そうした特徴から、フランスにおいてBD(=漫画)は「第9の芸術」と位置づけられるらしいです。
総勢16人の漫画家が描く、16通りのルーヴル。
かなり普段鑑賞している美術展とは違う、新しい美術展と理解して観に行きました。

撮影OK箇所

全体的にちょっとテーマパークのアトラクションみたいです。
美術展というより、ルーヴルが仕掛けたルーヴルを題材にした企画展という側面があるからでしょうね。
ルーヴルのウンチクが多いのは、ルーヴル美術館に憧れを持っている私には嬉しいのですが、肝心の漫画はセリフを読みながら進んだら、鑑賞するのに4~5時間以上かかりそう。
また漫画なのでリトグラフより細かく文字も小さいので、結局途中からは読むのは諦めて絵だけ観て周りました。
結果、全く展示している漫画のストーリーがよく分からず意味不明。
ちょっと消化不良の鑑賞で終わりました。
でも、「建築」「彫刻」「絵画」「音楽」「文学(詩)」「演劇」「映画」「メディア芸術」に続いて、「漫画」が9番目の芸術とされるのは十分に伝わってきました。

この美術展は2017年1月29日まで開催した後、福岡アジア美術館、名古屋の松坂屋美術館に巡回予定です。


以上、グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボでの美術鑑賞でした。

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