見出し画像

rakugaki_141「美術展へ行こう!【東京編】フェルメール・センター銀座」


フェルメール・センター銀座

私には「美術鑑賞」という唯一の趣味があります。
その「趣味」にもブームがありまして、第一次ブームが1985年〜1987年。
第二次ブームが2009年〜2018年。
第一次ブームの1987年から第二次ブームがはじまる2009年まで20年以上の月日が経っていますが、その間にも何回かは美術観賞をしています。
この「ブーム」の期間には、「美術館」だけでなく美術展を開催している百貨店やギャラリー、本屋や特設会場などにも出かけています。
このブログでは、私の大好きな「美術展」の感想と共にアートの魅力が一緒に伝えられればなぁと思っています。

「フェルメール・センター銀座」は東京都中央区銀座の銀座ソトコトロハス館に特設された企画会場ですが、現在は建物自体が解体されてミレニアム三井ガーデンホテル東京になっているようです。


●2012年1/20-8/26「フェルメール 光の王国展」

フェルメール 光の王国展

今、上野はひどいことになっていることを知っています(※2012年時点)。
そう、「ベルリン」です。
平日でもだだ混みのようで、とてもとても日曜日に近づけそうにない。
きっと「マウリッツハイス」も同じく混んでいるに違いない。
そう・・・、この2つに絡んでくるのが「フェルメール」なんですねぇ。
「ベルリン」には<真珠の首飾りの少女>が、「マウリッツハイス」には<真珠の耳飾りの少女>が。
もう今、上野では、「シンジュシンジュ」しまくっていて、とても気さくに近寄れない雰囲気がぷんぷんしまくっています。
動物園でも「シンシン」しまくっているそうじゃないですか?
上野は、いったいこれからどうなってしまうのでしょう?
という訳で、まだ本物にはお目にかかれそうもないので、フェイクを観に行くことにしました。
会期も今月の22日で終わってしまいますし、こちらの方が先だなと(※その後無事、両美術展を鑑賞することができました)。

フェルメール・センター銀座です。
凄~く怪しい感じのビルの中、迷路のように会場に向かいます。
あれ?
何か変?と思ったら、「好評につき会期延長!8月26日まで」って・・・延びとるやないか~い。
あっ、でも受付は普通の美術展の受付みたいで安心しました。
iPhoneのアートアプリにクーポンがあったので、それを見せたら100円引きになりました。

さあ、フェルメール作品、全37点が勢揃いです!
これが本物なら凄いことです!!
でも、残念ながらフェイク・・・。
あっ、フェイクではなくリ・クリエイト作品と言うみたいです。
ざくっと見回りましたが、やはり本物とは違い重厚感がないですよね。
ぺらいって感じ?
ぺらぺらって感じ?
文句ばかり言っていてもしょうがないので「本物の美術展形式の画集」だど思って、気を取り直して1点1点見て回りました。

ここ写真が撮れるんですよ。
せっかくなので全37作品、撮ってきました!
皆さんにもご紹介します。

1「マリアとマルタの家のキリスト」、2「聖女プラクセデス」 3「ディアナとニンフたち」、4「取り持ち女」
5「眠る女」、6「窓辺で手紙を読む女」 7「小路」、8「兵士と笑う女」
9「牛乳を注ぐ女」、10「紳士とワインを飲む女」 11「二人の紳士と女」12「デルフト眺望」
13「稽古の中断」、14「音楽の稽古」 15「青衣の女」、16「天秤を持つ女」
17「真珠の首飾りの少女」、18「窓辺でリュートを弾く女」 19「窓辺で水差しを持つ女」、20「真珠の耳飾りの少女」
21「合奏」、22「手紙を書く女」 23「絵画芸術」、24「赤い帽子の女」
25「フルートを持つ女」、26「少女」 27「女と召使い」、28「天文学者」
29「地理学者」、30「恋文」 31「レースを編む女」、32「手紙を書く女と召使い」
33「信仰の寓意」、34「ギターを弾く女」 35「ヴァージナルの前に立つ女」、36「ヴァージナルの前に座る女」、37「ヴァージナルの前に座る若い女」

以上、全37作品でした。
「~の女」の作品名、多っ!(笑)
いかがでしたでしょうか?
私は「聖女プラクセデス」の可愛らしさにやられてしまいました。
フェルメールの描く女性って、何だか優しそうで日本人好みなのかも知れません。
そんなことを思いつつ、会場を後にしました。


以上、フェルメール・センター銀座での美術鑑賞でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?