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むかしむかしのことです

むかし付き合っていた彼が
ギターを弾いて歌っていた

初めて聞く歌だったけど
何度も聞いているうちに
私も少し歌を覚えた

少しだけギターも
教えてもらった

特にその音楽を
車で聞いたりなどはしなかった

今日出かけた時に
店内で流れる音楽が
彼の歌っていた曲だった

人の奏でた音楽、
人の歌った歌
機械を通さない
生のものは
心に焼き付くのかな?

そんな感じがした

車で昔聞いていた音楽が
どこかで流れたら
それももちろん懐かしい気持ちになる
涙が出そうになる時だってある

音楽は心を震わせて
魂を揺さぶる力があるなと
昨日も今日もなんだか感じる。

懐かしい音楽って
時間がタイムスリップするような
感覚になるよね

音楽を何気なく聞くのもいい
だけど歌詞に注目したり
メロディに体を揺らしたりと
音楽の一部になるような感覚で
その歌を聴くと
その記憶って心に深く刻まれるのかもなぁと思った

音楽は
それほど記憶に残るのに

目の前で人間が演奏し
目の前でその人が歌った歌の
記憶の残り方って

ただの音楽とはまた違う
記憶に焼き付くような感じがした


そうなると
カラオケで誰かが歌った歌とかも
結構記憶に残るものなのかな?

人の歌声。。。


なんだかあの頃の自分と
再会したような感じがして
あれから長い道のりを
歩いてきたんだと
感じた。懐かしい歌が
思い出させてくれた記憶

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