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2021/12/26 夜ごはん(自炊)

・ポトフ
・セロリのきんぴら
・カブの葉のじゃこ炒め

最近ずっとTVerで『問題のあるレストラン』を見ていて、じっくり丁寧に煮込んだ、あったかいポトフが食べたくなった。

主人公、たま子が営むお店「ビストロフー」の看板メニューとして度々出てくるのが、このキャベツとじゃがいもと厚切りベーコンのポトフだなのだ。

え、これ食べたい。
っていうか作りたい。作ろう。

★ポトフ

そんなわけで、「問題のあるレストラン ポトフ」と調べたら、一応公式っぽいレシピが出てきた。
なのでこれを参考に。

味付けはお塩、それからお手製のブーケガルニ。

コンソメも入れないでちゃんとコクが出るのかな? 半信半疑になりつつも、まずはブーケガルニの準備。私の冷蔵庫にはクローブもタイムもないので、とりあえずお茶パックに、セロリの葉と、にんにく、ローリエ、それからローズマリーを入れる。

お茶パックの中身はこんな感じ

そしてこんがり焼いた厚切りベーコンと、大きめに切った野菜を、じっくりコトコト煮込んでいく。

火を入れること、90分くらいだろうか。
あとから入れたじゃがいもにしっかり火が通ったら出来上がり。盛り付けも少しおしゃれ目に。

にんじんやセロリを一口かじったら、素材の甘味がぐっと引き出された優しい味がした。
にんにくを始めとしたブーケガルニの味が滲み出ている。これ、コンソメを入れてしまったら、きっとコンソメに素材の味が負けちゃうんだろうなあ。ブーケガルニ、すごい。

時間をかけた分だけ、美味しくなった。
ごちそうさまでした。

★セロリのきんぴら
★カブの葉のじゃこ炒め

ポトフで余った食材をざっと炒めて副菜に。
カブの葉のじゃこ炒めは『きのう何食べた?』のレシピで。今年もこの季節がやってきましたね。


食べながら思うドラマのこと

さて、『問題のあるレストラン』、かなり好みの作品である。
坂元裕二ファン、美味しいごはんが大好き、シスターフッドもの好き、の私が好きにならないわけないよな、と思いながら、2日にいっぺんの更新を楽しみに待っている。

坂元裕二の作品はそれだけで好きなのだけれど、ごはんとの向き合い方がとても好きです。泣いててもつらくてもごはんをちゃんと食べること、誰かとともに食卓を囲むこと、食事を提供するということの意味、がちゃんとどの食事シーンでも描かれていて、物語を構成する大切なシーンになっているところが好きだ。

並行して『それでも、生きてゆく』もみているけれど、こちらでも、大竹しのぶ演じる深見さんのお母さんが、三崎夫妻に素麺を出す場面や、双葉に野菜炒めを出すシーンがあって、いったいどんな気持ちで、と想像をかきたてる。

やっぱりごはんは人生の大切なシーンを彩るものだと思うし、人にごはんを作ったり、食べなさいと言ったりすることは、多かれ少なかれその人に生きていってほしいと思うことに繋がりますよね。
食べることは生きることだから。

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満足度:★★★
満腹度:★★★
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