心とこころが揺れる間で
「感情が揺れる瞬間」というものがある。
日々を過ごし、生活しているとそんなときが訪れる。
この瞬間がいいものに感じられるとき。
素敵な映画を観たり、美味しいご飯を食べたり、好きな人と話をしたり。
些細なことだけど、こんなことが嬉しい。
この瞬間が辛く感じられるとき。
仕事でミスをしたり、友達と喧嘩をしたり、朝起きたら雨だったり。
いちいち落ち込むし、くよくよする。
楽しいことは楽しい、嬉しいときは嬉しい。
悲しいことは悲しい、そして寂しいときは寂しい。
でも、この感情が揺さぶられ、上下に動く瞬間。
それによって自分は生きていることを心から感じられる。
その動きがとても、とても好きなのだ。
何にも感じずに、平穏無事のまま生きていくより、
このよくも悪くも揺さぶられ、翻弄される自分の心の動きを、
敏感に感じ取り、見つめて、丁寧に育てていきたい。
自分の心に蓋をせずに、ありのままに。
生きているうちにしか感じられないこの喜びや痛みを胸に抱えたまま、
一日一日を過ごしていこう。
そんなことを感じた木曜の朝。
雨の休日。こんな日はおうちでゆっくり過ごそうか。
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