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嫌われる勇気 課題の分離

大ベストセラーの『嫌われる勇気』で初めてアドラー心理学を知り、課題の分離の考え方に触れることが出来た。

職場での自分を考えてみると、上司にどう人事考課されるかで、収入が変わってくるので、どう評価されるか、どう評価を上げるか、仕事が出来る人として承認されたい、など課題の分離が出来ていない。
自分のベストを尽くせば、上司がどう評価しようが気にしない、というのは難しい。
評価されないということは、上司の期待する方向性と違うからかもしれないし、何でも課題の分離という態度で仕事をするのは危険な気もする。
ただ、やみくもに全ての期待に応えようとすると仕事人間になってしまい、ワークライフバランスが崩れるので、どこまで仕事にウエイトを置くか?を決めておく必要はある。
私の今の立場では、これ以上出世する可能性も無いので、ウエイトは上げずに、承認欲もなるべく気にせずに、仕事のことでの悩みやストレスは最小限でいきたい。

二人の子供の親としての自分だと、どうしても子供の人生に介入したくなる。
バリバリの固定観念だが、なるべく偏差値の高い大学に行き、大企業に就職して欲しいと思ってしまう。
時代は変わっていくのだろうが、下世話な話、少なくとも自分はそれで得をしたので、大切な子供には、可能性として得をしやすい進路を希望してしまう。
全然課題の分離が出来ていない。
まぁ、親としての威厳が無いので、子供は子供なりに自由に生きていますが、、、。

課題の分離や嫌われる勇気という概念は、新たな視座を与えてくれた。

自分も他人も自らの責任を背負って自由に生きるのは大切ですね。

「他人はコントロール出来ない」と共に肝に銘じることで、無駄なストレスから解放されるだろう!

自分で自分のコントロールさえ出来ないのに、いわんや他人をや、ですよね。

他人のことでイライラするのやめよう!

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